カウンセリング回答事例①

カウンセリング回答事例①

初めまして、西橋です。

ご相談いただきありがとうございます。

対人恐怖症の影響で応募したい会社に電話ができないし、情報を取り入れすぎて身動きが取れなくなってしまって、どうしようもなく不安な気持ちなのですね。

まず感じたのは、Aさんが「落ちてはいけない、合格しなければならない」という思いにとらわれているところがあるのではないかということです。その思いが電話をするときに「うまく話さなければ、失敗してはいけない」という気持ちにさせる。とくに「良いなぁ」と思ったところにはその気持ちが強くなりますから、よけいに電話しづらくなるのは当然ですよね。

また、ブログやメールの文面からAさんは真面目な方だと感じますので、その状況を解決したい、つまり「早く就職を決めたい」という思いに対して真剣に応えて頑張っておられるのではないでしょうか?そういう面が就活のコミュやブログの内容をしっかり実践されているところに出ていると思います。

しかし、その頑張りが逆効果になってしまっていると思われます。Aさんが頑張れば頑張るほど、面接官には「余裕がない、あせっている」ととらえられてしまうことが多いでしょう。

まずは、今直面されている就活についてのアドバイスをさせていただきます。

応募先の企業がどういう理念を持っていて、どういう業務内容で、どういう取り組みをしているのか等を徹底的に調べて、「もし、私がこの企業の人事ならこんな人に来て欲しいなぁ。」ということを想像してみましょう。
その条件の中でAさんに当てはまる部分を探します。そして、その部分について面接でアピールするのです。そのアピールが面接官に伝われば当然「こんな人を探してたんだ」となり採用につながりやすくなります。
最初のうちは想像してみても、的外れになる場合もありますが、相手の立場で考えることというのが今後の対人恐怖症克服にもつながります。

Aさんは相手に対して気遣いもされる方だと思いますが、相手に気を遣うのと相手の立場で考えるのは違います。相手に気を遣う場合は自分の主観が強いですが、相手の立場で考える場合は自分の主観は弱く、客観的な視点を持たなければできません。この客観的な視点を持つことが非常に重要なのです。

対人恐怖症克服においても、自分を客観視することは大切です。それができるだけで大きく克服に前進します。
例えば「人前で緊張しすぎて話せなくなる、電話ができなくなる」という場合、自分に対して強い意識が働いています。「変に思われるんじゃないか、失敗するのではないか」と。でも、他人から見ればとくに問題もなく普通に見えるものです。その自分への間違った認識を変えていく必要があります。ただ、これは価値観の問題にもなりますので、誰かに変えろと言われてすぐ変えれるものではありません。長年連れ添った夫婦でも価値観の相違で離婚することが多いのですから当然ですよね。

ですので、「行動」というツールを使ってこの価値観に少しずつ影響を与えていきます。

この行動の一つが先程就活の話でご紹介した「相手の立場で考える→合っているかどうかを確認する」というものです。ちょうど、面接にも効果がありますし、対人恐怖症克服も含めてまずはこの行動をされていくのが良いのではないでしょうか?

しかし、これだけで克服できるものではありませんので、可能であれば継続的にアドバイスを受けながらワークに取り組まれることをおすすめします。自発的に市販の本などで勉強しながら、分からない点だけ相談するという形でも良いと思います。とにかく克服できる正しい方法で継続していくことが大切です。

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