頭で考えてることが上手く喋れないのはなぜ?

頭で考えてることが上手く喋れないのはなぜ?

頭ではちゃんと答えが用意できているのに話しかけられると思うように言葉が出ない、頭に浮かんでいる内容を相手に伝えることができないと悩んでおられる方からご相談いただくことがあります。

脳の病気か何かと思う方もおられますが、対人恐怖症の一種である雑談恐怖症の症状であることがほとんどです。

この症状に陥ると仕事上必要なやり取りがスムーズにできず支障をきたすことも多いため、できるだけ早く対処することが必要かと思います。

頭で考えてることが上手く喋れなくなる原因とは?

同じ症状の方に以下の3点が共通しているため、原因として大きいのではないかと感じています。

1.自信がない

自信がないことで「上手く話せないのでは」と不安を感じるがために緊張して余計な力が入ります。

力むことによって会話する上で重要な役割を担う前頭葉という脳の働きが低下して、頭の中に浮かんでいたはずの言葉が消えて喋れなくなるのです。

自分の話に自信が持てないことから、「こんなこと話しても大丈夫だろうか」と頭に浮かんだ言葉を何度も考え直して、結局何を言えばいいかわからなくなって話せなくなるケースもあります。

2.対人面における生真面目さ

お客様には敬語をキッチリ使わないといけない、相手に失礼なことを言ってはいけない、わかりやすく説明しなければならない等と生真面目に考えていると、話すときに変な気負いが出てきます。

気負いは力み、緊張につながるため、1の自信がない状態と同じく前頭葉の働きが低下して話せなくなるのです。

自分で勝手にハードルを上げている状態なので、周りからは「もっと普通に話したらいいのに」と言われることもありますが、ほぼ無意識でやっていることなので問題だと気付けないまま放置してしまいます。

3.失敗経験の蓄積

上手く話せなかったという失敗経験を何度も繰り返すことで、また失敗したらどうしようという予期不安が高まります。

失敗したとき誰かに指摘されたなんてことがあるとより一層不安が高まって大変です。

「今度は上手く喋らないといけない」と自分にプレッシャーをかけてしまい、余計に緊張して上手く話せなかったという結果になります。

そして、また「今度こそは」と思って挑むのですが、さらに緊張して上手く話せないという悪循環を繰り返すのです。

頭で考えてることを上手く喋れるようにするために

生真面目さを崩しながら自信を付けていくことが必要となります。

まずカウンセリングを受けながら無意識に抑え込んでいる負の感情に気付くことから始めて、意識的に行動を変えて生真面目さを崩していきます。

生真面目さが崩れてきたら頭で考えていることをそのまま言葉にしやすくなるので、崩した状態で喋って上手くいく経験を積みます。

積み重ねた経験が蓄積された失敗経験を塗り替えて予期不安が和らいできて、頭で考えたことが上手く喋れる状態になるのです。

コミュニケーション能力が足りないから、話すのが下手だからと思って、能力を高めようと頑張る方もおられますが、逆効果になる可能性が高いのでご注意ください。

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