頭と心のバランスを整えることが大切な理由

頭と心のバランスを整えることが大切な理由

対人恐怖症やうつで悩んでいる人は、頭で考えることはすごくやっているのに、心で感じることはほとんどやっていません。

「こうしなければならない」

「これはやっちゃいけない」

「これはこうに違いない」

と頭で考えることばかりしているのです。

頭で考えてばかりいると純粋にその場を楽しむことができず、先の不安過去の後悔にとらわれがちになります。

過去や未来を考える能力は他の動物にはない人間らしい能力ではあるのですが、本来の動物的なその場を生きる感覚を失ったままの状態は異常です。

その異常が莫大なストレスを生み出して、自覚のないまま対人恐怖の症状が出たり、何もやる気がおこらないうつの状態になってしまうのです。

人間が幸せに生きていく上で本当に大切なのは頭ではなく「心」

世間一般においては感情的な人間より、落ち着いた理性的な人間の方が評価されます。

自分の感情や欲求よりも他人のためにと考えて動く人の方が、社会という集団の中では都合がいいからです。

たしかに、それを一切しない自分の心のまま、欲求のままに動く人間は集団から排除されやすいですが、だからといって、理性的に自分の心を押し殺し続けると自分が壊れます。

日本人はとくに協調性を大事にするところがあるため、どうしても頭で考えて周りに合わせようとしがちになりますが、それをやればやるほど自分の心が押し殺されていることに気付いてください。

本来、人間も動物ですから、何でも心のままにやれたらストレスなんて感じず幸せに過ごせます。

心のままに生きたいという本音があるけど、社会生活を営む上で仕方なく合わせるというのが本来の自然な形なのです。

人間は頭で心をごまかすことができるから勘違いから抜け出せない

人間は自分の本心を偽ってあたかも本心であるかのように自分に思い込ませる能力を持っています。

全然楽しくないのに楽しいふりをしてみたり、面白くないのにウケているふりをしてみたり、悲しいのに悲しくないふりをしてみたり、イライラしたのに気にしていないふりをしてみたり、好きなのに気のないふりをしてみたり…

繰り返しているうちに頭で考えてやっていたことが自分の本心だと勘違いするようになってしまうんですよね。

しかし、あくまでも勘違いでしかありませんので、本心とのギャップが無自覚のストレスとなって、対人恐怖症などの症状を引き起こします。

本人からすればちゃんと本音でやりたいこともできてて順調で…と思い込んでいるために、「この症状さえなければ」という短絡的な思考まで引き起こすのです。

どうすれば頭と心のバランスを整えることができるのか?

まず、頭にごまかされている自分の本心に気付くことが必要となりますが、正直自分一人でやるのは非常に難しいです。

無意識に自分の頭でごまかしていることに気付くなんてほぼ不可能な話ですからね。

ここに関してはカウンセラーという第三者に話をして、自覚できるようにサポートしてもらう必要があります。

自分の本心が自覚できるようになるにつれて、心で感じることが増えて感情表現が豊かになっていきます。

心で感じることが増えてくると頭で考えることが減ってきますので、バランスが整ってくるのです。

頭と心のバランスが整ってくると、自然と自分が話したいことが浮かんできてリズム良く話したり、相手の話も興味を持って聞くことができるようになります。さらに、自分が本当にやりたいことに気付けるようになるため、やりたいことをやったり、できないとしてもやろうと努力したりと、前向きに自分の人生を楽しめるようになっていきます。

社会生活を営む以上、心のままに生きることはできませんが、頭で考え過ぎて心を抑え込むのは違うということに気付いていただければと思います。

対人恐怖症克服に役立つ最新のコラムを読む

人気記事TOP3

  1. あなたの対人恐怖症度を無料でチェック
  2. 対人恐怖症になる原因と症状
  3. 対人恐怖症とは?

⇒対人恐怖症専門のカウンセリング詳細はこちら

このページの先頭へ