克服できると思えないのも症状の一つ

克服できると思えないのも症状の一つ

「本当に克服できるのでしょうか?」

「この症状がなくなるとは思えないんです。」

カウンセリングを受けるかどうか迷っている方だけでなく、カウンセリングを継続していただいている方からもよく言われます。

そう言いながらもカウンセリングを継続された方は克服されていますので、いつも「克服できます」と答えるのですが、また一定期間が経つと質問がきます。

「本当に良くなってるんでしょうか?」

「以前と何も変わっていないように感じるんですが…」

これに対しても「良くなっています」「変わっています」と明確に変わった点を示しつつご説明します。

そうこうしているうちに、自分がやりたいことができるようになって、日々が楽しくなって物事を大局的に見られるようになってくると克服できるかどうかに関する質問がなくなります。

この段階が対人恐怖症を克服した状態なのです。

以上のことから、克服できると思えないことも症状の一つだと言えるのかなと最近思うようになりました。

カウンセリングを継続的に受けて改善していても気付けない、変化していても見ないようにしてしまう、元の状態に戻ろうとするというのは発言からすごく伝わってきます。

カウンセラーになりたての頃は「良くなっていない」と言われると、正直かなりショックでした。今までやってきたカウンセリングはムダだったのかと自分を責めることもありました。

でも、今はそれも症状だと認識しているため、「良くなっていない」と感じているんだなと受け止めた上で、良くなっている点を客観的にお伝えできるようになっています。

良くなっているかどうかに気付けない症状に対しては、客観的に良くなっている点を伝えることは非常に有効だと感じています。

それを聞いて自覚できなかったとしても、「良くなっているのかもしれない」と少しだけ思うことができるからです。

対人恐怖症は、ゴールが見えない中、手探りで正しい方向に進んでいくことによって克服できるものですから、本当に克服できるかどうか不安になることも多いですが、正しい方向で進み続けていれば必ずゴールにたどり着きます。

つまり、正しい方向に軌道修正をしながら、いかに継続していけるかが克服のカギとなります。

克服までどれくらい進んでいて、あとどれくらいやれば克服できるかが目で見てわかる指標でもあれば、克服するのも難しくはないんでしょうけどね。

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