話したいけど話すことがない状態を改善する方法

話したいけど話すことがない状態を改善する方法

対人恐怖症など人とのコミュニケーションが上手く取れていない方の話をお聴きしていると、話したいけど話すことがない状態になっていることがわかります。

人と話したいという気持ちはあるのに、相手に話したい話題がないのです。

本来、人との会話は自分が話したいことを話して、相手も話したいことを話して、その上でお互いに興味を持った内容を質問したり、共感したりして成り立つものですが、自分が話したいことがないがために成り立たなくなっているんですよね。

本当に話したいことがないのか?

話すことがない、話したいことがないと言われますが、話したいと思っている以上話したいことはあるはずです。

しかし、話したい相手を前にすると話すことがなくなってしまう。

これは話すことがないのではなく、何を話していいかわからない状態になっていると言えます。

自分のことを受け入れてくれるかどうかわからない、何が好きで何が嫌いかわからない、どういう話なら興味を持ってくれるかわからない、上手く話せるかどうかわからない…

こういった不安を抱えていると、自分が何を話したいかではなく、相手に話しても大丈夫な話題は何だろうという発想になるので何を話していいかわからない状態になってしまうのです。

上手く話せるかどうかばかり考えているから話せない

自分の話したいことを自由に話している人は「上手く話せるかどうか」を考えませんが、話すことに不安を抱えている人は常に考えています。

人は普段から考えていることを話したいと思うわけですから、「上手く話せるかどうか」ばかり考えている人は「上手く話せるかどうか」に関する話しかできないわけです。

でも、そんな話をしたいとは思いませんよね?

こういう場面で上手く話せなかった、こういう場面では上手く話せたとか、もし話せたとしても聞く相手が返答に困ります。

そもそも自分が何を話したいかわかっていない場合もある

不安なことばかり考えていたり、普段から物事を深く考えていない場合、自分が話したいことがよくわからない状態になっているケースも多いです。

人は何かしら感情が動いたことが記憶に残りやすく、話したいと思います。

例えば、毎日雨で電車が遅れることにイライラしている人なら「最近、毎日電車遅れるから嫌やわ」と話したり、仕事が忙しくてしんどいと思っている人なら「ほんま仕事しんどいわ」と話したり、サッカー日本代表が引き分けて悔しかった人は「昨日の試合観た?」と話したりするわけです。

しかし、そのときそのときの感情を感じる暇もないほど不安が頭の中を支配していたり、自分の感情を軽視していたりすると感情の動きが小さく、少なくなってしまうため話したいことが出てこない状態になるのです。

相手主導から自分主導のコミュニケーションに切り替えることが必要

話したいけど話したいことがない状態というのは、相手主導でコミュニケーションを取ろうとするがために起こるものです。

自分の話を聞いて「相手がどう思うか」を過剰に意識しているから、わざわざ考えて話さないといけなくなります。

考えて話すから不自然になるし、緊張しやすくなるし、話についていけなくなってしまうんですよね。

コミュニケーションの基本は自分が話したいことを話すこと、自分主導で話すことにあります。

自分が話したいことがハッキリしていて、しかも、話したい気持ちが強ければ「相手がどう思うか」の不安を乗り越えて自分の話ができ、相手も自分の話をしてくれるようになって会話が上手く噛み合うようになるのです。

そのために、カウンセリングで日々の中で自分が何を思い、何を感じているのかを話して、自分の気持ちに気付きやすい状態にしていくことが必要となります。

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