すぐ感情的になって怒り出す、仕事はできないくせに押し付けてくる、責任を取る場面になると必ず逃げる、自分のことしか考えずに部下を物であるかのように扱う…

こういう上司は意外と多いのですが、初めて出くわしたりするとなかなか上手く対応できずに悩んでしまうケースがあります。

上司は毎日職場で顔を合わす相手ですから今の職場で働いている以上避けることができない相手です。

上手く対応できないまま過ごしていると「何であの人はああなんだ」と怒りを感じることも増えて莫大なストレスになっていきます。毎日イライラするけど上司だから逆らえない。

気付けば出勤前に動悸が激しくなったり、寝つきが悪くなったり、憂鬱な気分が続いたりするようになります。

そして、毎日毎日顔を合わせながら上司に対する憎悪を募らせて苦しみ続けるのです。

上司に求めるから余計にイライラする

「上司だから当然これはしてくれるはず」なんて思いながら上司と接していると、上司がそれをしてくれない毎に不満を抱えてイライラしてしまいます。

例えば、上司に

「格好良くて、仕事ができて、部下が嫌がることを率先してやってくれて、部下の立場で親身に接してくれて、一緒に食事に行けば絶対に部下にお金は払わせない…」

なんて求めたら?

そんな上司はなかなかいないですので、それをしてくれない上司に毎日毎日不満を抱えてどんどんストレスを溜めてしまうことになります。

同僚や家族、友達に上司の愚痴を言う機会も増えるでしょう。

もし、そこまでではなかったとしても、このようなことを一つでも求めてそれにそぐわない上司であれば、当然いつも不満ばかりが募ることになります。

親が不完全であったと感じて育った人ほど目上の人に多くを求めてしまう傾向があるのですが、自分を苦しめないためにも上司に求めるものは一つでも少なくしたほうがいいですね。

「相手に問題がある=相手が改善すべき」

これは嫌な上司との関係につまづいて精神的に苦しむ人の頭の中に強くあります。

相手がパワハラをしてくる上司であったり、上手くいっていない姑だったりすると、これがあたかも正しいことのように思えるのですが実は違うのです。

少し考えていただければわかると思うのですが、そんな問題のある相手とでも上手くやれている人はいくらでもいるんです。

相手は同じなのに自分は上手く付き合えていない、他人はできている。

なぜでしょうか?

問題のある相手と上手く付き合える人と付き合えない人の違いは、同じ土俵で闘っているかどうかにあります。

問題のある相手と同じ土俵で闘う人は、相手が上司など上の立場であった場合まず勝てません。立場上相手が上なわけですから。

それに対して、同じ土俵で闘わない人はどうでしょう?

相手が権力を振りかざそうとしても同じ土俵にいないので、相手からしたら手を上げたはいいがその手を振り下ろすことはできません。

同じ土俵で闘わなくなった時点で、相手の優位性は失われます。

さらにその土俵が自分に有利な土俵であれば、立場を逆転させることだってできます。

変わって欲しいと思う嫌な相手であればあるほど、どうすれば同じ土俵から抜け出せるのかを考えて行動していくことが必要だと言えるのです。

同じ土俵から抜け出す方法は自分がどうしたいかという自分本位の考え方に正直に行動していくこと

例えば、行政書士になりたいと思っているなら勉強をする、仕事のスキルを高めてもっとお客さんの笑顔が見たいならスキルを磨く、効率的に仕事をしたいなら効率化するための行動をトライアンドエラーでやるとかですね。

注意)パワハラをしてくる上司をギャフンと言わせたいと思うことは、自分が本当にやりたいことではないので違います。

問題のある相手を変えることは基本的に不可能です。

問題のある相手に執着して反撃したり、嫌がらせをしたりしても自分の幸せには一つもつながりません。

それどころか、毎日毎日そういうことばかり考えるほどに性格が歪んだり心も汚くなったりしていきます。

そんな低次元の問題を抱えた相手に執着する時間ほど無駄なものはありません。執着すればするほど時間をドブに捨てているのです。

自分の人生の貴重な時間を捨てるという行動は、自分を大事にしていない証拠でもあります。

自分がどうしたいか、その相手を抜きにして自分が果たしたい目的、目標に向かって少しずつ行動を起こすことが自信となり、土俵を変えるという根本的な解決へと導いてくれるのです。

具体的に何をすれば良いかはその方その方の状態によって変わりますので、カウンセリングでしっかりお話を伺った上でしかお伝えできませんが、概要だけでも知っていただければヒントになるかと思い書いてみました。