脇見をしてしまうため黒板が見れないという悩みが解決しない理由

脇見をしてしまうため黒板が見れないという悩みが解決しない理由

脇見をしてしまうことが気になって顔が上げられないために、学校で前の黒板に書かれた文字が見られず勉強にならないという悩みでご相談いただくことがあります。

黒板を見ないといけない、でも脇見をしてしまうのが気になって見られない。

これは対人恐怖症の一種である脇見恐怖症と呼ばれる症状によるものです。

脇見をしてしまうことが問題ではない

脇見をしてしまう人は、脇見をしてはいけないと思って、できるだけ顔を上げないように、周りを見ないようにしています。

脇見をすることで誰かに迷惑をかけてしまうこと、それによって自分が嫌われることを恐れているのです。

ですので、どうすれば脇見をしないようにできるかを考えて、脇見をしてしまうことを意識し続けるため、余計に気になって悪化していきます。

表面的には脇見で迷惑を掛けることが一番の問題に思えるのですが、実はまったく違うところにあります。

しかし、脇見恐怖症で悩んでいる本人は、この問題の本質を見ることができていないため、いつまでも苦しみ続けることになるのです。

脇見恐怖症で悩む人に見られる共通点

友達も多くはないけど困ってはいない、話しかけようと思えば自分から話せるし、ストレス発散もできている、親子関係にも問題はないし、楽しいこともある、勉強もある程度できていたし、本音で話もできているし、やりたいことも一応は考えられている…

カウンセリングで質問をさせていただくとわかるのですが、何を聞いても問題ないと回答されます。

また、会話をしてみるとわかるのですが、何か素直でない部分が強く、同じ内容のことを聞いても自分が認めたくないと思っていることに触れそうな内容は否定し、そこに触れない言い方に変えると肯定するという傾向が見られます。

本人は無意識なのですが、自分には問題がなく脇見をしてしまう行動だけが問題だと思っているのです。

自分では本質的な問題に気付けないのも症状

この脇見さえなければ問題ないと思いがちですが、こう思ってしまうこと自体が脇見恐怖症の症状だと言えます。

そもそも、何も問題がないのに症状だけが出るなんてことはありません。

何か問題が起こっているからこそ、脇見をしてしまうという症状が表面化しているのです。

にもかかわらず、自分ではその問題に気付けない、無意識に目を背ける状態になっているせいで、本当の自分が見えないまま、本質的な問題と向き合わなくて済むように脇見を繰り返してしまいます。

脇見恐怖症は無意識レベルで本質的な問題を脇見にすり替えてしまう非常に厄介な状態なのです。

本質的な問題に気付き解決していくことで脇見はなくなる

まずは脇見をしてしまう本質的な問題が何なのかに気付くことからになりますが、無意識レベルになっていて自分では気付けない状態なので、脇見恐怖症の原理を理解した専門家のカウンセリングを受けることが必要となります。

カウンセリングを受けることで、脇見にすり替えられている本当の問題と向き合うことができ、少しずつ何が問題なのかを自覚することができます。

本当の問題を自覚することができるようになれば、解決しようという気持ちが生まれ、カウンセラーのサポートのもとで少しずつ解決していきます。

そして、本当の問題が解決していく中で気付いたら脇見をしなくなっていたという時点で脇見をしない状態になるのです。

脇見を繰り返していると他人に迷惑を掛けてしまうことから、自分の存在価値をどんどん下げてしまい、自責の念からうつ状態、うつ病になってしまうケースもあります。

脇見で黒板が見れないと悩んでいる方は、できるだけ早いうちに対処するようにしてください。

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