問題を外にばかり求めるから解決しない

問題を外にばかり求めるから解決しない

少し前の話ですが区役所ですごく不快な思いをしたことがあります。

必要な書類を記入して順番待ちをしていたとき、窓口の女性に対して理不尽に怒る人を見たからです。

その人は窓口の女性に対して「近くで待ってたのにお前の声が小さいから聞こえんかったやろ!」と怒鳴っていました。順番を飛ばされたことがよっぽどムカついたのだと思います。

たしかに窓口の女性の声は大きくはなかったのですが、全然聞こえないほどではなかったですし、何回か呼んで誰も反応しなかった様子を見て飛ばしてましたから対応としてとくに問題はなかったと思います。

ただ、その人がいた場所が近くは近くでも本来待つ場所ではないところにいてましたし、さらに結構大きな声で隣の人と話し込んでいたのです。

客観的に見てそれは聞こえんやろという感じでした。

でも、その人は自分が聞こえづらい場所にいたことや隣の人と話していたことを責めるのではなく、相手の声が小さかったと相手を責めたのです。

このように相手を責めて責任をなすりつけるのは家族間でもよくあることです。

父親:「俺はちゃんと稼いでるし父親としての役割は果たしてる。なのに、あいつは母親として子供の問題も解決してやれない。悪いのはあいつだ。」

母親:「私はこんなにも子供のためにって心身ともクタクタになるまで頑張ってるのに、あの人は仕事にかまけて何もやっちゃくれない。結局私に丸投げして楽してるだけじゃん。」

子:「毎日夫婦喧嘩されちゃ前向きに頑張れないよ。」

それぞれが責任転嫁を繰り返して、自分の問題に目を向けないようにする。

自分は悪くない。じゃあ、誰が悪いんだ。あいつだ。

あの人のせいで私はこんなに大変な思いをさせられてるんだ。

家庭環境さえ良ければ私は絶対に上手くやれるのに。

他人を責めれば自分の問題から目をそらすことができます。自分はできているという幻想を傷付けられずに済みます。

でも、それではいつまで経っても自分の問題を解決することはできません。

自分の問題から目を背けずに向き合うこと、そして、その問題を解決していくことが、今目の前で起こっている問題を解決するために必要だということに気付いていただければと思います。

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