他に問題がないのに症状だけが出ると思い込んでいる状態こそ改善が難しい

他に問題がないのに症状だけが出ると思い込んでいる状態こそ改善が難しい

カウンセリングを受けに来られる方の中に、自分はとくに問題ないのになぜか症状だけが出るという方がおられます。

会話も普通にできているし、言いたいことも言えている、恋人もいて上手くいってるし少ないながら友達もいる。感情も出していて抑え込んでいることもないし、相手のことを考えることもできる。自分の意見を伝えるのもちゃんと相手の意見も聞いた上で伝えることができる。自分のことも大事にしているし嫌いではない。親子関係に問題があったのもわかっているけど責めてもしょうがないからと許せている。

なのに、なぜか症状が出る。どうすればいいのかという話になるのです。

表面的に話を聞いていると全く問題がないように思うのですが、実はできているという思い込みが強く自分を誤魔化す力が強いからそうなるのです。

自分は大丈夫、問題ないんだと思い込んで問題を自覚できないようにしている。

だから、他人から何か指摘されるようなことがあっても気付けない。

「大丈夫です、そんなこと言われなくてもできてますよ」と思いながらも「ご指摘ありがとうございます」と笑顔で返す感じでしょうか。

なぜそんな状態になるのか?

表面的にしか自分の気持ちと向き合えておらず、どこか目を背けている部分があるからです。

本当は言いたくても言えないことがあったり、親のことを許せていなかったり、友達や恋人とも本音では話せていない。

でも、その実態を知ることは自分にとって辛すぎるから目を背ける。

自分では大丈夫と思っていることが実は大丈夫ではなかったと気付けるようにサポートしていく必要があるため、難易度の高いカウンセリングになるケースがほとんどです。

しかも、自分には問題がないと思っているからカウンセリングもなかなか続きません。

「そこは大丈夫なんで」と深めようとしても遮ったり、自分の納得いく理論がないと説明しろと迫ったり、そんなことはできないとかやる意味がないとかでやらない人もいて本当に大変だなと実感しています。

本当の自分に気付けるようにするために

本やネットで調べた方法も似ている部分があると同じだと決めつけて「知っている」とシャットアウト。

日記を付けて自分と向き合う方法もなかなか効果が出ません。

無意識に目を背けているので自分では気付けないからです。

他人とのかかわりの中でいろんな考えや価値観に触れても自分の本質からは目を背けるので気付きづらい。

何か衝撃的な出来事があったりすれば別ですが、カウンセリングを継続して受けることくらいしかないのかなと思っています。

カウンセリングを受けて自分の気持ちと向き合おうとしながら、本当の自分に気付かざるを得ない状況にしていく。

その中で少しずつ本当の自分と向き合えるようになって、問題を表面化させることができるのです。

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