対人恐怖症を克服する上で感情が大切な理由

対人恐怖症を克服する上で感情が大切な理由

今まで対人恐怖症の方にカウンセリングをおこなってきた中で、冷めている人ほど克服まで時間がかかる傾向があるなと感じています。

感情を押し殺して無意識の正当化を繰り返している人ほど冷めており、カウンセリングを受けても冷静かつ客観的に頭で理解しようとばかりします。

「それって森田療法の目的本位と同じ意味ですか?」

「いろいろ調べて対人恐怖症の原理はだいたいわかってるんですけどね」

「それは頭ではわかってるんですよ」

まるで対人恐怖症の評論家みたいになってしまってるんですよね。

頭で理解して自分が納得できる方法を実践しているにもかかわらず、一向に不安や恐怖は消えてくれない。

カウンセリングや催眠療法などを受けても即効性がないことに不満を感じて、違う療法を受けては「これも違う」と自分が頭で理解できる答えを探し求める旅を続けるのです。

そもそも対人恐怖症で悩んでいる頭で理解できる答えを探す時点で間違っている

対人恐怖症で偏った見方をしている自分が理解できる、納得できる方法ほど当てにはなりません。

物事のネガティブな面ばかり見て、不安や恐怖に支配された状態でどうやって克服につながる正しい方法を判断するのでしょうか?

このホームページの記事に対しても偏った解釈をされているケースがほとんどです。(考慮した上で書いていますが…)

対人恐怖症は今の状態で理解できる答えが見つかって克服できるものではなく、自分の本音に従った行動を繰り返す中で気付いたら克服できているもの。

つまり、対人恐怖症を克服するためには、外からの目新しい情報を得ることではなく、まず自分の中にある本音を認識することが必要なのです。

対人恐怖症克服の鍵となる本音は感情に気付くことから

本音というのは本当の気持ちであり、感情から出てくるものです。

自分の感情をごまかさずちゃんと気付けている人は、自分の本音にも気付けています。

しかし、対人恐怖症になると不安や恐怖ばかり感じて喜怒哀楽など他の感情が置き去りになるがために本音がぼやけてしまうのです。

嬉しい、楽しい、悲しい、ムカつく、愛おしい、憎い、恨めしい、羨ましい、好き、嫌い…

こういった不安や恐怖以外の感情に気付けるようになっていく中で、自分がどうしたいのかという本音が見えてきます。

その本音に従って行動することで克服していくことができますので、感情というのは非常に大切なのです。

過去のトラウマに対する認知の修正も感情が伴わないと難しいと言われるほどですし、対人恐怖症を克服する上でも自分の感情を軽視しないように気を付けてください。

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