うつ状態と対人恐怖症の深い関係

うつ状態と対人恐怖症の深い関係

対人恐怖症で悩んでおられる方がうつ状態になっているケースは珍しくありません。

  • 気持ちが落ち込んで何もやる気が出ない
  • マイナス思考に拍車がかかってとめられなくなる
  • 仕事で普段しないような簡単なミスをしてしまう
  • イライラや焦りの気持ちが強くなる
  • 死にたいと思ってしまう
  • 身体が重たくて気だるい感じが抜けない

こういった症状は対人恐怖症で悩んでいるほとんどの方が抱えておられるのではないかと思います。

対人恐怖症が生み出すストレスがうつ状態を作り出す

うつ状態は日々蓄積されたストレスによって引き起こされる症状です。

対人恐怖症で悩んでいる方は、「人からどう見られているか、どう思われているか」を常に考えながら日々を過ごしているわけですから、そういったことを考えない人とは比べ物にならないほどの神経を遣い、何気ないことにまでストレスを感じています。

働いていたり子育てをしたりしている以上、人とかかわる機会を避けることはできず、人と話せないことから人とのコミュニケーションの中でストレス発散することもできません。

ストレスは溜まる一方です。

その溜まり続けた莫大なストレスによって理性を司る脳の前頭葉の働きが弱まり、逆に本能的な欲求を司る大脳辺縁系の働きが強まるため、気分の落ち込みや衝動的な希死年慮だけでなく、不眠や気だるさなどの身体症状まで生み出してしまうというのがうつ状態なのです。

もしも、うつ状態を我慢し続けたとしたら…

うつ状態を我慢してそのまま放置してしまうと、過度のストレスによって脳にある感情を司る扁桃体と記憶を司る海馬に深い傷を負わせることになってしまいます。

この傷によって朝起きようとしても布団から出られない、リモコンを取ることすら困難なほどになるのがうつ病です。

うつ病になってしまうと薬を飲みながら休養して、脳の傷が回復してきた頃からカウンセリングを受けていくことになりますので、しんどい思いをするだけでなく克服するまでに多くの時間とお金を費やすことになってしまいます。

うつ状態だと気付かれたのであれば、できるだけ早い段階から改善に向けた取り組みをしていくようにしましょう。

うつ状態にはストレス対策と生活習慣の見直しが有効

うつ状態を改善するためにまず大切なポイントは、ストレスのはけ口を作ることです。

以下のような人間の本能的な行動に近いことをやるとストレス発散しやすいので参考にしてみてください。

  • ガムを噛み続ける(またはスルメなどの歯ごたえがある食べ物を噛む)
  • 物を殴る、投げる、破る
  • ストレッチをする
  • 感動するDVDを観て涙を流す
  • カラオケで歌う(または大声で叫ぶ)
  • カウンセリングで話をして溜め込んだ感情を吐き出す
  • 好きなことをする

しかし、これだけでは薬と同じで一時しのぎにしかならず再発を繰り返してしまいますので、同時進行でストレスを生み出す習慣の改善も必要となります。

  • 睡眠時間を長くする
  • 糖分の摂取を控えるようにする
  • テレビやネット動画を観続けるのをやめる
  • 散歩をする等身体を動かす時間を作っていく
  • 人と楽しく会話する機会を作っていく
  • 人とのかかわりの中でストレスを溜め込まない状態にする

対人恐怖症によって抱える「人とかかわる場面でのストレス」は莫大なものですから、うつ状態を本質的に改善するためには対人恐怖症を克服することが必要です。

うつ状態で苦しんでおられるのであれば耐え続けるのではなく、できるだけ早い段階でご相談ください。

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