対人恐怖症による予期不安を克服する方法

対人恐怖症による予期不安を克服する方法

予期不安はパニック障害の代名詞のようになっていますが、対人恐怖症によっても起こります。

対人恐怖症の影響で脳内の不安を司る扁桃体が過敏になっているので不安を感じやすいんですよね。

名前の通り予期不安はまだ起こっていない未来の出来事に対して抱える以下のような不安です。

「〇〇さんと会ってちゃんと話せるかな」

「今度の飲み会に参加しても孤立せずに過ごせるかな」

「人前で赤面せずに上手く話せるかな」

過去に上手くいかなかった経験がある場合は当然ですが、なかった場合でも「もしかしたら…」とマイナス思考で考え出すと予期不安は高まります。

予期不安が高まると息苦しさや動悸、吐き気、下痢、睡眠障害などが起こりやすいため、精神面だけでなく身体面でも苦しむことになるのです。

起こってもいないことを心配する予期不安も必要

予期不安を客観的に考えてみると「なぜそこまで起こってもいないことを心配するのか?」という疑問を抱きます。

実際にやってみないとわからないことだし、そのときになったら答えが出るから考える必要がないことかもしれません。

しかし、人は誰しも少なからず予期不安を抱えているものです。

小学校から中学校にあがるときに友達できるかどうか、テストで合格点が取れるかどうか、初めて任される仕事を上手くこなせるかどうか等、日常のいろんな場面でまだ起こっていないことに人は不安を感じています。

不安を感じるからこそ、準備をしたり上手くやろうと頑張ったりするわけですから、予期不安も多少は必要なのです。

ただ、対人恐怖症やパニック障害による予期不安は、不安を感じるから何かをするというものではなく悩み苦しむだけになるから問題になります。

悩み苦しむだけの予期不安を克服する方法は?

度が過ぎた予期不安だから問題を起こすという点から考えると、度を超さない程度の予期不安に抑えることができれば克服できたと言えます。

なぜなら、自分で対応できると思える範囲の予期不安であれば準備とその場の頑張りで大丈夫と安心できるようになるからです。

対人恐怖症による予期不安は「相手から自分がどう思われるか、どう見られるか」という考えが発端となり、それがマイナス思考によってどんどん派生していくことで起こっています。

ですので、克服するためには相手からどう思われるかという考えとマイナス思考を変えていくことが必要なのです。

相手からどう思われるかという考えは、カウンセリングを受けながら自分がどうしたいかという自分本位の考えを強めていくことで変わります。

マイナス思考に関しては、新たな価値観を吸収して考え方の視野を広げること、成功体験を積んで扁桃体の働きを抑えることによって変えていくことができます。

悪化してパニック障害や過呼吸を併発すると厄介ですので、とくに予期不安で身体面での異常が出ている方はできるだけ早く克服するようにしましょう。

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