カウンセリングルームWILLのカウンセリング

カウンセリングとは?

カウンセリングは心理学の知識や臨床経験等をもとにカウンセラーが「今抱えている問題をどうすれば解決できるか」を一緒に考えてくれるものです。(今の問題をスパッと一発で解決する答えがもらえるものではありません)

ただ、実際におこなうことはカウンセラーとの対話だけなので、「本当に効果が出るのかな?」と疑問を持つ方もおられますが、カウンセリングでの対話は家族や友人との会話と一線を画しています。

なぜなら、カウンセラーは「問題の解決」というゴールを知った上で話を聴いているからです。

あなたが今抱えている問題を解決するために、今の段階で何を伝えれば良いか、伝えずに気付いてもらうのを待つ方が良いか等を考えながら会話していきます。

結果として、無意識に目を背けている本当の問題に気付き行動できるようになるため、問題が解決へと向かっていくのです。

また、カウンセラーという一人の人間との関わりの中でありのままの自分を表現して受け入れてもらえるという点もカウンセリングの意義として大きいのではないかと感じています。

家族や世間一般に認めてもらえないような話をしても「あなたが悪い」「そういう考えはダメだ」と否定されることはなく、自由に自分が思っていることや感じていることを話すことで自己肯定感を高めていくことができるからです。

話をすることで混乱している頭の中がスッキリと整理されて自分で解決策が見えてくるケースもありますので、まずはじっくりお話を聴かせていただくことも大切だと思っております。

カウンセリングで自分のことを知ることの大切さ

自分がどういう性質を持っているのか、どういう考え、価値観を持っているのか、過去の出来事でどういう気持ちを抱えていたのか…

わからないままでは「なぜこんな状態になるんだ」と否定的に見てしまうことも、自分を知ることで「自分はこういう性質を持っているからこうなるんだな」と納得して受け入れることができるようになります。

例えば、自分が発達障害やHSPを抱えていることを知れば、日々の上手くいかないことに対しても肯定的に見られるようになるわけです。

そして、性質だから変わらないものであり、変えようとするのではなく「どう付き合っていくか」を考えるようになる。

変えられないものを変えようとすることによる問題も今の悩みを生み出す原因となっていますので、少しずつカウンセリングで自分のことを話して自分を知っていくことが大切なのです。

カウンセラーからのアドバイスによる効果

基本的にはカウンセラーに話をしていくことだけでも上記のような効果が得られるため問題を解決していくことはできます。

その効果をさらに高めることができるのが、十分にお話をお聴きした上でおこなうアドバイスです。

ただ、良いアドバイスをもらえたら今抱えている問題が解決するという話ではありません。

初めてカウンセリングを受ける方は即効性の高いアドバイスを求めがちですが、それよりもまずはじっくりと自分の話をして受け入れてもらいながら自分自身の内面と真剣に向き合うことが大切です。

カウンセリングを始めてすぐの頃は話をしていただくことがほとんどになりますが、継続していく中でカウンセラーからその段階に応じた的確なアドバイスをもらえるようになります。

良いアドバイスをもらっても自分ではそのアドバイスを活かせないんじゃないかと不安を感じる方もおられますが、そのときそのときの状態に合わせたことを実践可能かどうか確認した上でお伝えしておりますのでご安心下さい。

カウンセリングのメリット

自分では気付けない本当の自分の本音に気付けるようになる

カウンセリングを受ける意義としてこれが一番大きいと思います。問題を抱えている人は自分では「これが本音だ」と思い込んでいることが実は違うという無自覚の嘘に騙されています。この部分に症状を生み出す本当の問題があるため、本当の自分の本音に気付けるかどうかは非常に重要なのです。

間違った頑張りの軌道修正がしてもらえる

今抱えている悩みや問題を克服できない大きな原因の一つである「間違った頑張り」を正しい方向での頑張りに軌道修正してもらうことで、時間のロスや悪化を防ぐだけでなく短期間での改善につながります。

考え方の視野を広げてもらえる

マイナス思考で悩み続けていると視野が狭くなり物事の一面しか見えなくなるため、自分勝手なマイナスの解釈から抜け出せなくなります。カウンセラーとの対話の中でその視野を広げてもらうことができるので角度を変えて物事を捉えて、辛く苦しい日々から抜け出せるようになります。

行動するために背中を押してもらえる

とくに対人恐怖症は失敗を恐れて行動しないことでマイナスの妄想が膨らみ続けて悪化していくという特徴があります。この妄想を消すためには実際に行動して確認することが必要ですが、一人では不安や恐怖に押しつぶされてなかなか行動できません。何かあれば相談できるカウンセラーの存在と、実際にもらえる具体的なアドバイスが行動できるようにしてくれるのです。

悩みを理解してもらえて孤独感から解放される

誰にも話せずに悩み苦しんでいた思いをカウンセラーが否定せずに受け止めてくれる安心感が、孤独感からあなたを解放してくれます。また、話すことで恐怖や不安に支配されていた頭の中が整理されていきます。

コミュニケーションの感覚や自信を取り戻すことができる

普段の生活では出せない本当の自分をカウンセリングの時間だけでも出していき、少しずつ日々の中でも出せるようになっていくことによって対人恐怖症で悩む前の自分らしい自然なコミュニケーションの感覚や自信を取り戻すことができます。

カウンセリングのデメリット

自尊心が傷つく

自分の問題なのに自分で解決できずに誰かに相談せざるを得ないこと、見ず知らずの人に自分の悩みを打ち明けないといけない恥ずかしさを感じることになります。

自発的な気持ちがないと効果が出ない

カウンセリングはマッサージとは違い、受けたら勝手に良くなっていくものではありません。自分で話をして自分で行動して、現実を変えていくことが必要となります。

否認している辛いことに向き合わないといけない

代表例では過去の親子関係、いじめられた経験など。思い出すと辛いから無意識に思い出さないようにしていること、感じると耐えきれなくなるから感じないようにしていることがあるのですが、カウンセリングを受けながら否認しているその部分と向き合っていかないといけない辛さがあります。

本当の自分を知ることで苦しむことになる

自分自身と向き合っていくことによって、「こんな人はダメだ」「こんな人には絶対になりたくない」と思っている他人の悪い部分が自分の中にもあるという事実、世間一般でよくないとされる感情(怒り、憎しみ、蔑み、ずるさ等)を抱いているという事実を知る苦しみが出てきます。

疾病利得を失う

疾病利得とは病気であることによって得られる利益のことであり、今の症状を改善しないことで受けられるメリットがあります。例えば、仕事をしなくていい、家族に心配してもらえる、何かにつけて言い訳がしやすい等。カウンセリングを受けて症状が改善してしまうと、この疾病利得を失うことになってしまいます。

お金がかかるというのはよくデメリットとして挙げられますが、専門家に相談すると考えた場合、同じ専門家である弁護士や税理士と同等の料金であることからデメリットとしては挙げておりません。

確かに精神的に悩んでいる方にとって安い金額ではありませんが、改善できることを考えれば異常に高い金額ではないと言えるのではないでしょうか。

あと、カウンセラー自身に問題があり悪化させられるケースもあるのですが、これは論外なのでデメリットには含めておりません。

カウンセリングに継続が必要な理由

最近は1回のカウンセリングで「今までなぜ克服できなかったのか」に気付かれる方も増えてきていますが、気付いたから克服できるかというと、そう簡単なものではありません。

なぜなら、対人恐怖症やうつ病、依存症などを発症させた原因が習慣として根付いているからです。

  • 相手の顔色を伺って相手に合わせる習慣
  • トラブルを恐れて思ったことを言わずに溜め込む習慣
  • 人に頼らず何でも自分で頑張って解決しようとする習慣
  • 少しでも上手くいかないと全部を台無しにしてしまう習慣
  • 他人のことばかり考えて自分のことを振り返らない習慣

こういった習慣が何年、何十年の中で無意識に根付いてるために、カウンセリングを受けて克服できる方向に軌道修正されたとしても、また何かふとしたキッカケですぐ元の状態に戻ってしまうのです。

それでも元の状態に戻ろうとしていることに自分で気付ければ軌道修正できるのですが、根付いている習慣が無意識であるため自分では気付けません。

ですので、定期的にカウンセリングを受けて軌道修正を繰り返すことがどうしても必要となるのです。

初回のカウンセリングですっきりして克服への方向性が見えると「もう大丈夫なんじゃないか」と思ってしまいがちですが、そう考えてしまうこと自体も今の症状を作り出している原因ですので気をつけてください。

※カウンセリングの効果が出なくなるため、継続する気持ちがない方に継続を強要することは一切ありません。

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