カウンセリングの必要性から見た克服のヒント

カウンセリングの必要性から見た克服のヒント

こんにちは、西橋です。

今回はカウンセリングがなぜ必要なのか、受ける意味は何なのかという視点から、対人恐怖症を克服するためのヒントを考えてみました。視点を変えて考えることも大切ですからね。

最近、体調を崩すことが増え、その中で「自分が頑張り過ぎてしまうこと」に気付いたある女性の話(フィクション)を元にお伝えします。


Aさん(30代、女性)

以前から「頑張り過ぎだ」とよく言われていたのですが、まったく自覚はありませんでした。言われてもそう思えなかったのです。

私は自分が機能不全家族で育ったアダルトチルドレンだと思っています。(アダルトチルドレンが何かわからない方はこちらをご覧ください)

両親不在の家で弟の面倒を見て、母親の代わりに家事もこなしていました。常に歯を食いしばって妥協せずに頑張って生きてきました。

落ち込むと寝られなくなるほどに自己嫌悪を繰り返し、感情を抑えきれず激怒することがよくあります。

リストカットをしていた時期もありました。彼氏と同棲していた時期に家をめちゃくちゃにして飛び出したこともあります。

仕事を始めたら妥協を許さないために自分で仕事を抱え込み、仕事ができない周りの人間に苛立ちながら疲労とストレスで腰痛や体調不良に見舞われることもよくありました。

それでも、「もうやめた方がいいんじゃない?」と言われると「絶対にやめない!」と頑なに拒絶して続けていました。

極限まで頑張ることで自分に存在意義を見出していたのかもしれません。

カウンセリングを何度か勧められたことはありますが、受けることはありませんでした。

カウンセリングを受ける必要性を感じなかったからです。


あくまでも作り話ですが、このような感じで無意識になっていることを自覚するまでかなりの年数がかかるのは事実です。

誰かに言われたとしても自分が違うと思っていれば聞き入れませんし、反発する気持ちが出てくると素直に聞けなくなったりするから気付きようがないんですよね。

この自覚できない無意識に気付けるよう、対話でサポートしていくところにカウンセリングの必要性があります。

とくに親子関係から生み出された行動の習慣や考え方は自覚しづらく、怒りや悲しみの感情を抑え込んで莫大なストレスを抱え込んでいるにもかかわらず何故かしんどさを感じないなんてケースもよくあります。

無意識になっていることを自覚するのは非常に難しいですが、もしどうしても自力でやりたい方は、「自分がどう思ったか、どう感じたか」を時間をかけて日々しっかりと振り返ること、親に幼少期からの印象的なエピソードを聞いてその時々「自分がどう感じていたか」を考えること、自分が強く嫌悪感を感じることをやってみること、家族や友達から見た自分がどう見えるか(良い面、悪い面とも)を聞いて受け止めること、日々繰り返している習慣に変化をつけること等を繰り返せば少しずつ気付けるようになるかなと思います。

対人恐怖症の本質的な問題は無自覚の部分にあり、まずはそこに気付くことが大切です。

今回の内容を参考に今の自分にできることをやっていただければと思います。

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