脇見恐怖を克服する方法

脇見恐怖を克服する方法

こんにちは、西橋です。

今回は脇見恐怖という対人恐怖症の一種を克服するための正しい方法をお伝えします。

まず、以下のカウンセラーと相談者さんの対話をご一読ください。
(私の過去の経験を元にイメージして作った対話です)

相談者:
「視線が気になってしまうんです。相手を見たくないのに視界に入ると自動的に見てしまうから迷惑を掛けてしまって…」

カウンセラー:
「相手の方は本当に迷惑に感じているんでしょうか?」

相談者:
「見ると相手が迷惑そうなそぶりをするので間違いないです。」

カウンセラー:
「そうなんですね。でも、それ以外の可能性って考えられないですか?例えば、相手が迷惑そうに目を逸らしたのがたまたま違うところを見たかっただけという可能性もありますよね?」

相談者:
「いや、それはないんじゃないでしょうか?私が見たときにちょうど目を逸らしましたから。」

カウンセラー:
「そうだったんですね。ということは、あなたの視線のせいで相手が目を逸らしたのは間違いないということですね。」

相談者:
「そうです。」

カウンセラー:
「・・・(えっ、違うって言ってくれないの?)」

相談者:
「どうすれば迷惑を掛けないように視線をコントロールできますか?」

カウンセラー:
「・・・(う~ん困った、どうしよう)」

終了

脇見恐怖は、見たくないのに視界に入ると見てしまってその自分の視線が相手に迷惑を掛けてしまうと思って悩み苦しむものになります。

症状が強い人に認知療法で応対した場合、上記のような結果になるケースも多く、反論を続けたとしても水掛け論で終わってお互いにしんどい思いをするだけです。

じゃあ、この症状は克服できないのでしょうか?

そんなことはありません。

ただ、こんな水掛け論をやっていてはいつまでも克服できないだけなのです。

本質は、見たくないのに相手を見てしまうことでも、自分の視線が相手に迷惑を掛けてしまうことでもなく、全然違うところにあります。

それに気付けないから毎日毎日「見たら相手に迷惑を掛けてしまうから見ないようしよう」と意識して、余計に自分の視線に対する意識を強めて自己嫌悪になってどんどん悪化させていくのです。

本質は視線にあらず

「見たら相手に迷惑を掛けてしまう」「自分が100%悪い」と思い込んでいる自分の考え方にあるのです。

ですので、自信を付けたり、今の思い込み以外の可能性が見れるように考え方の視野を広げたり、自分自身と向き合って自分を知ったり、他人の価値観に触れてみたり、今までの習慣を崩してみたり、環境を変えてみたり…

こういった悩んでいる人からすれば関係ないと思うようなことをしていくことが必要なのです。

今の症状にこだわって水掛け論をしていても克服できない意味についてご理解いただけましたか?

今回は脇見恐怖を取り上げて書きましたが、実は対人恐怖症など人間関係の悩み全般にも共通して言えることですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

もし、あなたが今の状態・タイミングで何をすれば良いか、どう進めていけば良いか等が分からなかったり、不安や恐怖が強くて行動できない場合、カウンセリングという形でサポートさせていただくことも可能です。

このページの先頭へ