痴漢や盗撮の再犯が繰り返される理由|依存症改善カウンセリング

逮捕されても痴漢や盗撮を再犯してしまう理由

電車で痴漢を繰り返していた人がたまたま女性に声を上げられて捕まったとします。

捕まったことによって「俺はなんてことをしてしまったんだ」と後悔し、「もう絶対にやらない」と誓います。

しかし、またいつの間にか電車で痴漢をしてしまっている自分がいる。

他人から見れば「なんて意志の弱い人間なんだ。情けないヤツだ。」と思われるでしょうが、これはそんな意志の強さでは語れないレベルの話なのです。

行動心理学から見た再犯の理由

再犯の理由は行動の面から見るとよくわかります。

原理としては、スピード違反で捕まった人が一定期間後にまたスピード違反で捕まるのと同じです。

痴漢をして逮捕された

やらないようにしようと頑張る

逮捕されない日が続く中で逮捕されたのは偶然であって今度は大丈夫かもしれないと思いだす

やっても大丈夫だろうと思う

また痴漢をしてしまう

捕まらなかった(今回大丈夫だったから次も大丈夫だろうと思う)

また痴漢をしてしまう

逮捕という罰を受けている時点では行動をやめることができるのですが、その罰がなくなってしまうとまた同じ過ちを繰り返してしまう性質が人間にはあるのです。

快感とスリル

もう一つの原因は痴漢や盗撮をすることで得られる快感とやってはいけないことをやるスリルにあります。

この快感とスリルは麻薬のようなもので、一度経験してしまうとその感覚が忘れられずに我慢できない中毒のような状態になってしまうのです。

一度やれば必ず捕まるような犯罪であればこのようなことは起こらないのですが、痴漢や盗撮が逮捕されにくいところにも依存させてしまう原因があると言えます。痴漢や盗撮で捕まった方でそのときが初めてだという人はまずいません。何度も繰り返して快感とスリルを堪能していく中で、たまたま捕まったという感じなのです。

快感とスリルを得ようとする考えのもとには、日々抱えているストレスがあり、ストレスが発散できていないからこそ、理性を司っている前頭葉の働きが弱まって目の前の快感とスリルを得る行動を衝動的にしてしまうのです。つまり、原因を作り出す引き金として日々のストレスがあるのです。

痴漢や盗撮、露出などはストレスを引き金とする依存症であるわけですから、「捕まったからやめよう」という意志だけではどうすることもできず、以下のようなことをしっかりと継続していくことが必要になります。

  1. 電車に乗らないようにするなど痴漢や盗撮が物理的にできないように行動を変える
  2. 痴漢や盗撮、露出に代わるストレス解消法を取り入れていく
  3. ストレスを抱えづらい状態にするために未発達な脳の状態を改善する習慣を取り入れる
  4. 生育暦や日々の生活の中で作り出された依存的な考え方を生活習慣を変えて小さくしていく

痴漢や盗撮などの性的問題行動は、脳の機能も考慮した上で専門的な知識をもって対処していかない限り再犯を防ぐことはできません。

再犯して取り返しがつかないことになってしまう前に専門家のカウンセリングを受けるようにしてください。

このページの先頭へ