電話恐怖症

電話恐怖症

電話恐怖症とは、電話で話すとき周りの人に聞かれているのではと思って不安や恐怖を感じる症状です。

職場で電話を受ける役割になる事務の仕事をしている女性に多く見られます。

同僚や上司に電話で話している内容を聞かれているかと思うことで、緊張して手や声が震えて言葉に詰まったりするため、電話に出ることに苦痛を感じるようになります。

意識しすぎて噛んだり、変な言葉遣いになったりすることもありますので、恥ずかしさから余計に緊張してしゃべれなくなっていきます。

その結果、すぐに電話に出られなくなったり、周りに人がいないときを見計らってしか電話をかけられなくなったりして、普通に仕事するだけでどっと疲れて苦しむようになるのです。

電話恐怖症になる原因

過去に電話で上手くしゃべれなかったことを指摘された経験があったり、ずっと上司に電話の内容を隣で聞かれ続けた経験があったりとわかりやすい原因があるケースはまれです。

ほとんどのケースが「普段から人からどう見られているか、どう思われているか」を意識していることが電話にも出てしまっている状態になっているのです。

とくに電話は相手の表情や様子がわからないことで不安が出やすいため、対面では不安を感じない人でも電話になるとダメだと言う人もいます。

電話恐怖症を克服するためにできること

電話恐怖症は数をこなせばこなすほど、上手くいかない経験を積むことになって悪化していきます。

何とかしようと思って話し方教室に通ったり、声を出せるように発声練習をしたりする方もおられますが、根本的な解決にはなりません。

なぜなら、問題は話し方や声の出し方ではないからです。

一時しのぎ的な方法として、言葉を単語で区切って話すようにすることや緊張を和らげることは効果がありますが、電話をしている自分がどう見られるか、どう思われるかという自意識過剰な状態を改善しない限り、根本的に克服することはできないのです。

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