先日参加した交流会で主催者の方を胴上げするというサプライズ企画がありました。

司会の方が「胴上げしたい方は前に出てきてください」とアナウンスされたので、胴上げしたい方が前に集まって行ったのです。

そのとき、私の隣にいた方が「参加しないんですか?」と聞いてこられた為、「いえ、まともに話したこともないので…」と答えたところ、「そんなこと気にしなくていいのに」と言われ「?」となりました。

たぶん、隣の方は私が遠慮していると勝手に勘違いしたのでしょう。

しかし、私は遠慮したわけではなく、単に胴上げしたいと思わなかっただけでした。

私の発言「いえ、まともに話したことがないので」に続くのは「胴上げしたいとまでは思いません」だったのですが、相手の方は「胴上げするのは気が引けます」だと思ったのでしょう。(たぶん)

こういった形で自分の思い込みで相手の話を解釈することは人は往々にしてあります。

そして、間違った解釈をされた相手は嫌な思いをします。

その場限りの方だったので訂正することもなかったですが、もし今後も関係を継続したい人なら訂正していたと思います。

こういった間違いはお節介な人や心理学をかじった人に見られる傾向が多いですが、誰にでもあり得ることであり、こういった間違った解釈をしないためにも相手の立場になって考える力は必要だなと改めて感じました。

普段出会わないタイプの人と会って、大切なことを再認識させてもらえる機会をいただけたことは有り難いなと思います。

人は客観的に見ているつもりでも、結局は自分というフィルターを通じて見ているわけですから完全に客観的に見ることは不可能です。

ただ、主観的に見てしまう部分があることに気付き、少しずつでも客観的に見れるように視野を広げるための行動を繰り返せば変えることはできます。

「相手の考えていることはだいたいわかる」等と思っている人ほど、主観的に見ている傾向が強いので気をつけましょう。

相手の立場に立って考えられるようになるためのコツ

「主観」は「客観」の反対の対になる言葉です。

誰しも主観の中で生きているものなのですが、この「主観」が強ければ強いほど、相手の意図をゆがめて認識してしまいます。

そして、主観が強くなりすぎると妄想にまで発展してしまう。

相手がやっていないことまでやったと認識することだってありえます。

恐ろしいことです…

そうなってしまうと人間関係においても支障が出てくるので主観は強すぎない方がいい。

また、人に好かれやすくなる要素の一つである「相手の話を正確に素直に聞く」という観点からしても主観は強すぎない方がいいと言えます。

「相手がこういう話をしたからこう思ってるはずだ」

「相手がこういう態度だからこう思ってるに違いない」

とか、条件反射的に主観で決め付けてしまうのは当然のことですが、一度本当にそうなのか相手に聞いてみて下さい。

本人に聞きづらければ、誰かその相手を知っている人に聞いてみるでもかまいません。

きっと、自分の主観に気付かれることでしょう。

自分の主観の強さがどれくらいかを知るだけで、相手の話を正確に素直に聞くことができることに繋がっていきます。

どんなことであったとしても自分を知ることは本当に大切です。

営業の仕事をしている人ができるようになればお客さんから好かれて成績があがります。

夫婦間、家族間、友達間であれば好かれて関係が良くなります。

相手の話を正確に素直に聞けると「この人、私のこと分かってくれてるなぁ。」と思われて信頼してもらえるようになるからです。

これは対人関係を良くするためのコツでもありますが、自分の主観に気付いて客観視する力を養うことにもつながります。

客観視する力を養うことで自分の主観にとらわれずに物事に対して自由な捉え方ができるようにもなる。

主観を完全になくしてしまうと自分独自のアイディアや意見が出てこなるので良くないのですが、場面によって主観的に見たり客観的に見たり、その度合いも自由にコントロールできるようになりますので、深く悩んだりというマイナスの感情の波を小さくできるようにもなれます。

何事も変えるためにはまず対象を「知る」ことからですね。

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