あるアンケートで「あなたは人の話をちゃんと聞けていますか?」という質問を受けたとき、50%以上の人が「聞けている」と答えたそうです。

私自身、カウンセラーとして活動する中で「聞くこと」は基本中の基本なのですが、意外と難しくてできている人に会うことがほとんどありません。

その確率から考えても「50%以上はないだろ」って思いましたね。

ちょうど最近お世話になっている整骨院で担当してくれた人が話を聞けない人の代表例です。

私:「こないだ天橋立に行ったんですけど、あの辺りはめちゃくちゃ遠いですね。」

相手:「あ~、天橋立って京都の北の方ですよね?実は私近くに住んでたことがありまして…そのとき付き合ってた彼女がね…(続く)」

基本的にこういう感じの会話でした。

相手の話を自分の話にすり替える、話を聞けてない人にありがちなパターン。

私は心の中で「いやいや、あなたの彼女の話とか別に聞きたくないし」って思いながら聞いてました(笑)

よくしゃべる人ってこういう人多いんですよね。

あなたの身近にもいませんか?

私が知っている中で話を聞けている人といえば、介護の仕事で相談を受けるケアマネージャーさん、営業で抜群の数字を上げている人、成功している事業主さんの中でたまに会うくらいですので、一般の人ではほとんどいないでしょう。

と考えると、先程のアンケート結果はただの思い込みだなと思うわけです。

「あなたは人の話をちゃんと聞けていますか?」という質問に対して、自信持って「聞けている」と言う人はたいてい聞けていない。

そもそも話を聞くことを軽視しているから「聞けている」と言える。

結構コミュニケーションが上手いと思い込んでいる社交的な人に多い傾向があります。

人間関係で悩むことがないから上手くいっている。

上手くいっているから話も聞けていると思ってしまうのかもしれませんね。

人の話が聞ける人は、

  • 相手の話を途中で遮らずに最後まで聞ける忍耐力
  • わからないことを正直に質問できる素直さ
  • 話の背景を想像しながら聞ける想像力
  • 相手の話が膨らみやすい質問ができる質問力

を兼ね備えているものです。

あなたはどうでしょうか?

意外と社交的な人より内向的な人の方が素質はあったりします。

まずは「自分が話を聞けていない」ということに気付くこと、そして、それを認めることが人の話を聞けるようになるための第一ステップです。

話が聞けるようになれば、相手の真意や意図を汲み取って的確な話ができるようになるので、話し上手にもなれますよ。