対人恐怖症は「他人から自分がどう思われているか」「他人から自分がどう見られているか」という他人基準の考えに支配されています。

たまに対人恐怖症の人は思いやりがあるなんて書いているブログがあったりしますが、他人を思いやる余裕があるなら対人恐怖症から抜け出せているはずなのでありえません。

他人を意識してはいますが、それは身勝手な主観での話であって相手の立場で客観的に考えられてはいないのです。

だから、対人恐怖症の人が悪いとかダメとかいうことではなく、自分のことで精いっぱいで他人のことを考える余裕がない状態になっているというだけの話。

この他人基準の考えから抜け出すためには、「自分がどう感じたか」「自分がどう思ったか」「自分がどうしたいか」に焦点を当てていくことが必要となります。

他人基準と対になる自分基準ですね。

自分基準が強まってくると他人基準が弱まってきて、他人や世間一般の基準で自分を見なくなっていきます。

つまり、自分基準がどれだけ強まっているかを見れば、対人恐怖症が克服に向かっているかどうかを判断することができるわけです。

【対人恐怖症克服前】

相手に嫌われないためにどうすればいいか、他人に迷惑をかけないためにどうすればいいかばかり考えて、言いたいことも言えずやりたいこともほとんどできない。

【対人恐怖症改善途中】

相手から自分がどう見られているか気になりつつも、自分が言いたいことを言ったりやりたいことができる。

【対人恐怖症克服後】

自分が言いたいことを言ったりやりたいことができて、相手からどう見られているかにはほとんど意識が向かない。

※克服しても他人基準が完全に0になるわけではありません

この基準がすべてとは言えませんが一つの目安として考えていただくといいかなと思います。