対人恐怖症で悩む人は基本的に生真面目で純粋、人を傷つけることはしたくない。清廉潔白、聖人君子を求める傾向が多いと感じます。

私自身も同じなんですが、一言で言うとピュアなんでしょうか。

間違ったことも正さないと気が済まないところもあって、周りの人が「気にしなくていいじゃん」と思うところも気になってしまう。

真っ直ぐだから自分の中にある曲がった部分も許せない。でも、人間だからやっぱりそういう部分はあって。

嫌なことから逃げたいし、面倒くさいことはやりたくない、迷惑掛けたり、他人を批判したり、馬鹿にしたり、理不尽な怒りを抱えたり、殴ってやりたい、不幸にしてやりたいと思うこともあって当然です。

なのに、真っ直ぐだから自分の中にあるそういうドロドロした部分があることが嫌で嫌で仕方ない。

だから、見ないようにしようと目を背けるわけです。

でも、いくら目を背けてもあるものはあるわけですからどうしようもありません。

人前では隠し通せても代わりに抑え込まれた気持ちが症状となって出てきます。

大切なのは認めること

この状態を改善するために大切なポイントは認めることです。

目を背けたり、「こんなこと思っちゃいけない」と禁止したりするから素直に自分の気持ちが感じ取れなくなる。

だから、目を背けずちゃんと向き合って、感じたこと思ったことを禁止したり否定したりせずに認めることが必要なのです。

自分の中に認めたくない気持ちはいっぱいあると思います。真っ直ぐ、真面目に考えたら許されない思いもあるでしょう。

でも、そういう気持ちがあるからこそ人間です。

  • 育ててくれた親への怒り
  • 身近な人を馬鹿にする気持ち
  • 面倒臭がりで怠けたい気持ち

日々少しずつでも構いません。

目を背けたり禁止したりして消えている本当の気持ちを探そうとすることから始めてみてください。

まずは禁止事項に目を向けることから

  • 愚痴を言ってはいけない
  • 悪口を言ってはいけない
  • 他人に迷惑をかけてはいけない
  • 嘘をついてはいけない
  • 困っている人を無視してはいけない

などなど。

対人恐怖症で悩んでいる方は、こういう禁止事項をいっぱい抱えています。

誰からか言われたのを守り続けているのか、それとも、勝手に自分でそう考えたのか。

人によってその理由は違えど、抱えていることには変わりありません。

禁止事項が多ければ多い=考え方の視野が狭い

つまり、考え方の視野の狭さの原因になっているわけです。

症状としては、視線恐怖症、脇見恐怖症といった形で表面化することが多いので、悩んでいる方は視線をなんとかしようと頑張ります。

が、原因は考え方の視野の狭さにあるわけで、その状態を作り出しているのが禁止事項ですから。

もし、あなたが視線恐怖症や脇見恐怖症でお悩みなら、その点を改善するように働きかければ克服できるようになるわけです。

なんとなくご理解いただけましたか?

具体的に何をすればいいかというとまずは自分の中にある禁止事項を探してください。

はじめの方に書いたようなこと、たぶんあなたもお持ちのはずですから。

とりあえず禁止事項に目を向けることが大切ということだけ何となくでも理解していただけたならオッケーです。

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