失敗は防ごうとしても起こってしまうもので、私自身もサラリーマン時代に失敗を繰り返してきました。

ややこしい役員に間違った書類を提出して上司に怒られたり、事務所の鍵を指定の場所に戻すのを忘れて怒られたり、お客さんに送るはずのメールを違うところに送ってしまったり…

まあ、細かいことを挙げるとキリがないくらい出てきます(苦笑)

確かにこういった失敗をしないことは大事なのですが失敗をゼロにすることは不可能です。

テストで100点満点を目指していた私たちにとって失敗をゼロにすることが一番大事に思えてしまいますがもっと大事なことがあります。

それは「失敗をした後にどうするか」です。

失敗してしまった後のリカバリーが一番大切なんですよね。

  • なるべく早い段階で報告、相談をする
  • 間違って迷惑をかけてしまったなら相手に誠心誠意謝る
  • 失敗の傷口が広がらないように対策を打つ
  • 間違って提出したものは取り消しをしてもらえるように依頼する
  • 同じミスを繰り返さないような仕組みを考える

失敗をゼロにしよう、防ごうとばかり考えていると、どうしても思い切った行動が取れなくなってしまって小さくまとまってしまいがちになります。

思い切った行動を取れば評価される結果が出せるはずなのに、それができないために評価されないままになってしまう。

良い意見を持っているにもかかわらず、否定されることを恐れて会議で発言しないのも同じですね。

失敗を意識しすぎて緊張する。

緊張によって上手く頭が働かなくなって失敗してしまうなんてこともあります。

失敗しないようにすることで逆に失敗してしまう。

何をやってるんだという話ですよね。

人間は失敗によって成長しています。

ハイハイしかできなかった赤ちゃんの頃から立ち上がって歩けるようになるまで何度もこけました。

自転車に乗れるようになるまで何度もこけて、ケガをした人もいるでしょう。

誰もが失敗を経験することで、失敗から学び今まで生きてきているのです。

失敗をしないことではなく「失敗したらどうするか」を考えてみてください。

失敗を恐れなくなれば思い切った行動がとれるようになり、仕事上でも評価されやすくなります。

それでも失敗が怖くて仕方がない…

「失敗したらどうしよう…」と躊躇してしまって行動できない人は多いと思います。

  • 失敗したら上司から怒られるかもしれない
  • 失敗したら同僚から仕事できないヤツと思われるかもしれない
  • 失敗したらもう付き合ってくれなくなるかもしれない
  • 失敗したら辞めさせられるかもしれない
  • 失敗したらいじめられるかもしれない
  • 失敗したら変に思われるかもしれない

こんなことを考えていたら怖くて行動できなくなるのも無理ないですよね。

だからといって、行動しないままだと、会社では評価されず、プライベートでも自分がないヤツだと軽くあしらわれるようになってしまいます。

ですので、失敗を恐れずに行動しましょう。

なんて言っても難しいですよね?(笑)

行動しようとしても失敗したときのことを考えたら怖くて行動できないんですから。

失敗への恐れをなくすために有効な手段として「失敗を目的にする」方法があります。

「?」という感じかもしれませんが、これは成功を目的としてやっているから失敗を恐れるという原理を逆手にとったもの。

普段、人は何かに取り組むとき、とくに仕事やイベント事で成功を求められる場面で失敗への恐怖心が強くなります。

成功しないといけないという状況に置かれると「失敗してはいけない」と思うわけですから当然ですよね。

確かに、この気持ちによって事前準備を必死に頑張ったりする面はメリットだと言えますが、本番になってもこの気持ちのままだと逆に余計な力みが出て失敗しやすくなってしまいます。

それを「失敗しよう」「恥をかこう」といったことを目的にすることで和らげてあげる。

成功が目的である場合と、失敗が目的である場合の気負いの違いは歴然たるものですからね。

この方法はよく飛び込み営業で「成約を目指す」という目的を「断られに行く」「パンフレットを配りに行く」等の目的に変える形で活用されていました。(今もされているかどうかは不明です)

全力で気負っているときよりも力が抜けているときの方が本番では良いパフォーマンスができやすいので、失敗を恐れてしまう、緊張しやすいという方は一度お試し下さい。