雑談をするとき過度に緊張してしまう人は綱渡りのような会話をしていることが多いです。

落ちれば命が助からない危険な場所にかけられた一本のロープ。

渡るときはバランスを崩してはいけないし足を踏み外すこともできない。

ミスが許されない緊迫した状況ですよね。

全神経を集中させる必要がありますから気を抜くことはできません。

ものすごい緊張状態です。

本当に綱渡りをするのであればそれでいいでしょう。

しかし、綱渡りのような緊張感で会話をすると頭が真っ白になって言葉が出ないという事態に陥ってしまうのです。

会話における制限が綱渡りの状態を作る

会話をするにあたって制限がかかっていればいるほど綱渡りの会話になっていきます。

「相手が興味を持つ話題じゃないといけない」

「ちゃんと相手の話を聞かないといけない」

「一言で終わってはいけない」

「沈黙を作ってはいけない」

「わかりやすく説明しないといけない」

「話題からずれた話をしてはいけない」

「みんなが笑っているところでは笑わないといけない」

例えばこれだけの制限がかかった状態で普通にしゃべれと言われても無理に決まってますよね。

会話が終わったあと疲れ果てるのも当然です。

人によっては一つ制限されるだけで話せなくなることだってあります。

私には会話がずれやすい特徴がありますので、「話題からずれた話をしてはいけない」という制限がかかるとかなり厳しいです。実際に話せなくなったこともありました。

何気なく雑談をしている人は綱渡りをしていない

気軽に雑談をしている人を見ていただければわかるのですが、リラックスして力が抜けた状態で話をしています。

相手が興味のない話をすることもありますし、相手の話を聞いてなくて聞きなおすこともあります。

話題とずれたことを言うこともありますし、全然違う話に飛んでしまうこともある。

説明がわかりづらくて「何言ってるかわからない(笑)」と突っ込まれることもあったり。

興味がないから一言で終わって沈黙になることもあります。

綱渡りじゃないから多少逸れても大丈夫ですし、間違ってもまた元の道に戻るだけで済むわけです。

あなたも綱渡りの会話をしていませんか?

すぐに制限を外してリラックスした状態で話せるようにはなれませんが、「綱渡りのような会話をしているからしゃべれないんだ」と気付くだけでも少し楽になれたりします。

あと、自分は会話するにあたってどういう制限をかけているのかを考えてみるのもいいですね。