今回は、最近私が気付いた衝撃の事実についてお伝えしたいと思います。

私はずっと「対人恐怖症は年を重なれば治るケースが多い」と考えていました。

年をとるごとに過敏な神経が衰えること、人との出会いの回数が増えることによって気付きを得られる可能性が高まること等の理由と、本や研修、ネット上でもそういう話が出ていたからです。

でも、実際はそうではなかったのです。

対人恐怖症で悩んでいる場合、過敏な神経が衰えたとしても、それを補って余りあるほどに偏った考え方にこだわるクセは年を重ねるごとに強まっていきます。

また、人との出会いに関しても、不安や恐怖、緊張から回避する習性がある以上、年を重ねたとしても一般の人に比べて極端に少なくなり、気付きを得られるチャンスがほとんどありません。(極端な話、引きこもっていたらそんなチャンスはゼロになりますからね。)

ですので、いつかの時点で自分から克服するための取り組みをしていかないとこの先もずっと苦しみ続けることになってしまうのです。

40代、50代になってからでは偏った考え方にこだわるクセが非常に強くなっているため、カウンセリングを受けても続けられないか、もしくは続けられたとしても時間がかかるケースがほとんど。

対人恐怖症を克服したいなら少しでも早く行動したほうがいいのは間違いありません。

経験値を貯めないからレベルが上がらないまま

小さい頃はゲームが大好きでしたので、ドラゴンクエストにハマっていた時期があります。

最初はレベル1からスタートなので、一番弱い敵にも苦戦するような状態なのですが、敵を倒していくと得られる経験値を貯めていくことでレベルが上がって弱い敵なんて相手にならないくらい強くなっていく。

また、レベルが上がることで新しい魔法が使えるようになったり、今まで行けなかった場所にも行けるようになるので、どんどん面白くなっていきます。

これはゲームの話ですが同じような感じで、対人恐怖症や人と話すのが苦手な状態でも人と接してコミュニケーションの経験値を貯めていけばレベルが上がって、今まで悩んでいたことがどうでもいいことに思えるようになっていきます。

そして、人と接することが楽しくて仕方がないようになって、自分が話したいことをどんどん話すようになれるのです。

対人恐怖症で人とのかかわりを避けるのは、敵が出てくるたびに「逃げる」を選ぶようなもの。

逃げずに戦って経験値を貯めていかない限りレベルは上がりません。

いくらプレイ時間が伸びても経験値を貯めないままでは変わらないのです。

対人恐怖症克服の特効薬とカウンセラーの役割

対人恐怖症を克服するための特効薬。

そんなものあればいいなと思ったことありませんか?

薬を飲んでも頭がぼーっとしてちょっと楽になるだけ、カウンセリングを受けてもなかなか症状は楽にならない。

日々つらい思いをしながら生活をしているから特効薬を求めるのも当然かと思います。

薬を飲むだけという簡単なものではありませんが、実は対人恐怖症を克服するための特効薬はあるんですよね。

さて、何だと思いますか?

対人恐怖症を克服するための特効薬、それは「出来事」です。

対人恐怖症で悩んでいる人は不安や恐怖を感じれば行動せずに回避、出来事を経験せずに過ごすから悪化していくという流れを持っています。

よく言われる認知の歪みも出来事を経験しないから修正されないままになってしまう。

私自身も一つの大きな出来事によって劇的な変化をとげました。

その上で、カウンセラーの役割というのは、

  • 出来事に出逢うために行動しやすくするための準備方法をアドバイスすること
  • 正しい方向へナビゲートすること
  • 主観的になりがちな振り返りなどを客観視して見方を教えること
  • 状態を見ながら、今やるべきことの量やタイミングを調節すること

ではないかと思っています。

一般のカウンセラーさんの場合、対人恐怖症を相手にしたときも対話の中で答えを出そうとするので結局何も変わらないままに終わってしまいやすい。

カウンセリングの効果なんて出来事に比べたら微かなものですからね。

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