昨日対人恐怖症診断チェックシステムをご利用いただいた方が1万人を超えました。

このシステムを作成したのが2010年10月頃ですから、利用いただき始めてから約3年3ヶ月くらい。

月間平均利用者数 … 約256名

一日当たり利用者数 … 約8名

という結果になっています。

延の数にはなっていますが、それでも多いと思いませんか?

日によっては20名以上の方が利用される時もあります。

今の日本社会は実体験をさせない流れになってきていて、例えば、先日お会いした塾の先生が話されていた立方体の展開なんかもその一つじゃないかと思うんです。

昔は立方体の展開を教えるときに事前に家のティッシュ箱を自分の手で実際にハサミで切り開いて展開を体験させていた。でも、それが現代ではタブレット端末の画面上でやるように変わってきている。

ネットで調べれば実際に自分で体験しなくても結果を知れる。

やっても上手くいかないことを事前に知れるからやらない。

関係ないように思われるかもしれませんが、これは対人恐怖症を生み出しやすい流れです。

情報化社会の負の産物として仕方がないと言えるかもしれませんが、この流れに乗っていてはこういうチェックシステムを利用する人が増えてしまうのではと危惧しています。

ネット上で知れる結果なんて結局は空想。

自分で実際にやってみて得られた結果こそが事実。

トライ&エラーで少しずつでも感覚をつかんでいくことが対人恐怖症克服への一番の近道です。

いくら探しても空想だけで克服できる方法なんてありませんから。

対人恐怖症の度合いをチェックすればするほど克服できなくなる

たまに対人恐怖症診断チェックシステムで何度も自分の点数を確認する方がおられます。

最初に診断した日から期間が経過したら点数がどうなったか気になるのかもしれませんが、それをやると余計に気になって克服しづらくなります。

「確認する=気にしてる」

ですから、やればやるほど気になっちゃうんですよね。

これは、家を出てから鍵を閉めたかどうかが無性に気になって出社途中で家に帰ったり、ガスの元栓を閉めたかどうかが気になり過ぎて旅行の途中で帰ったりするような、強迫神経症といわれるものと同じ原理です。

たとえ、確認して点数が下がってようが、わざわざ診断チェックをする時点で気になってるわけですから、そんなことを繰り返しても、逆に気になって克服なんてできなくなっていきます。

順調に克服できていくと、自分の対人恐怖症の度合なんてどうでも良くなってきてわざわざ診断しようとすら思わないはずですから、何度も診断チェックしてしまう人は違う落とし穴にハマっているのかもしれません。

とにかく、2回3回と診断チェックすると逆効果ですから、時間があるなら違うことやりましょうね。