今日サブウェイで食事をしたときに、ローストチキンサンドのソースをシーザードレッシングに変更してくださいと言ったはずなのに、なぜかハニーマスタードソースがかかったローストチキンサンドが出てきたという出来事がありました。
この間違いがなぜ起こったかあなたは分かりますか?
原因はローストチキンサンドのおすすめソースがハニーマスタードソースに設定されていることにあります。
基本的にソースにこだわる人は多くないので、ほとんどの方がおすすめのままにします。
少しリサーチしたところ10人中9人がおすすめソースを選択していました。
つまり、「ローストチキンサンドのソース=ハニーマスタードソース」がかなりの高確率で成り立つのです。
そうなると不思議なもので、お客さんからシーザードレッシングと聞いたにもかかわらず、ハニーマスタードソースをかけてしまうのです。
これは完全に無意識で本人は間違いだとは気付きません。
トッピングをしている間にシーザードレッシングがハニーマスタードソースにすり替わってしまったのでしょう。
こういった間違いは誰にでも起こりうるものであり、原因は経験により出来上がった固定観念にあります。
今回のケースでの固定観念は「ローストチキンサンドを注文する人はハニーマスタードソースをかける」というものです。
この固定観念が多ければ多いほど、いろんな場面で間違いを起こしやすくトラブルも起こしやすくなります。
とくに人間関係で「あの人は私を嫌っているに違いない」などという固定観念を持ってしまうと、相手への接し方が変わって余計に関係をこじれさせてしまうケースも多いです。
まずは自分がどれだけ固定観念に縛られていて間違いやすい状態になっているのかを自分で振り返って書き出してみる。これで少し自分の固定観念に気付くことができます。
ただ、否認などの影響で自分では見れない固定観念もありますので、そういう部分で問題を起こしている場合はカウンセリングを受ける必要があります。
あなたがどれくらいの固定観念を抱えていて、自分でどれだけ気付けるのか、一度試していただければと思います。
追伸:
今回の話はサブウェイを利用したことがない方には少しイメージしづらかったかもしれませんが、身近な出来事で気付いたので書いてみました。