自分の人生を自分の意思で生きていくこと。

すごく当たり前なことだと思われるかもしれませんが、対人恐怖症で悩んでいる人はこれが全然できていません。

例えば、

「定食が食べたいけどみんながパスタって言ってるから言わないでおこう」

「飲み会への参加を断ったら同僚から付き合いが悪いと思われるから参加しよう」

「自分の意見は違うけどみんなが上司の意見に同意してるから自分も同意しておこう」

こんな感じで日々を過ごしてるんですよね。

「自分の意見はないのか?」って言いたくなりますけど、波風立てずに穏便にをテーマに頑張っている対人恐怖症の方にとって自分の意見を言うことほど大変なことはありません。

私自身も対人恐怖症で悩んでいた頃はできるだけ自分の意見は押し込めて、周りに合わせることばかり考えて過ごしていましたからよく分かります。

でも、自分の意見を出さない、自分の意思を示さないということばかりしていると、周りから「何考えてるか分からない」とか「何か壁を感じるのよね」と思われてしまうので、波風立てない代わりに意図せず相手との距離や壁を作ってしまってるんですよね。

嫌われない代わりに好かれもしない…

そのままでいいなら、そのままでいてください。

もし、好かれたい、友達を作りたい、楽しく人付き合いがしたいとお考えなら、嫌われる危険性を抱える必要があります。

つまり、自分の意見を出す、自分の意思を示すことが必要なのです。

ただ、いきなり何事にも誰に対してもやるのは難しいと思いますので、限定的でいいと思います。話しやすい人だけにやるとか、嫌われる危険性が比較的低いと感じることにだけやるとか。

  • やりたいならやる
  • やりたくてもやらないと決めたならやらない
  • やりたくないならやらない
  • やりたくなくてもやると決めたならやる
  • 自分で決めてそれを相手に対して表現すること

少しずつでもちゃんと繰り返してやっていけば、大きな変化をもたらしてくれますよ。

どれだけ上手に自分を演じれても解決しない

テレビに映るときなどは社交的で面白いのに、プライベートでは内向的、人見知りと言われる芸能人の方が多いのはご存知でしょうか?

ナインティナインの岡村さん、堂本剛さん、藤井隆さん、中川家の剛さん、星野真里さん、倉木麻衣さん…

精神的に苦しんで休養した人もいればそうでない人もいますが、芸能生活で表面的にうまくいっても本質的にはうまくいかないままの人生で、気付いたら人間関係でストレスを溜めてうつやパニック障害等に苦しむことになる人もいるのです。

あなたは大丈夫でしょうか?

職場や家庭ではできる人、面白い人と評価されているけど、そういう特定の場所を離れた途端、人を避けるような生活をしていませんか?

もしそうだとすれば、今のままだとストレスが非常に溜まりやすく危険ですので、まずはストレスを解消する習慣を取り入れるようにしてください。

人間関係によって溜め込んだ莫大なストレスを何かしらの方法で解消することが病気にならないための対処法となります。

しかし、いくらストレスを解消しても人間関係で莫大なストレスを溜めてしまう状態である以上、根本的な解決にはなりませんので、人を避ける状態になっている場面(OFFの状態のとき)でも人と接していくことに少しずつ取り組んでいく必要があるのです。

ただ、人と接することを避けている状態から、いきなり自分からどんどん話しかける状態になるのは無理ですので、近所の人に会ったときに会釈だけでもしてみるとか、スーパーで商品の場所を聞いてみるとか、小さなことでも自分ができそうだと思えることを日常の中で少しずつ取り組んでみることが現状を変える糸口となります。

もし、具体的にどんなことをすればいいか分からない、一人では難しいと思われるのであればカウンセリングという形でサポートさせていただくことも可能です。

とにかく実際に行動して、現状を変えていきましょう。

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