学生時代にいじめ、いじめと言えないまでも嫌がらせに遭って人が怖くなったというケースは多いです。

暴力、陰口、無視、咳払い、舌打ち、仲間外れ、裏切り…

私自身もいじめに遭った経験がありますが、小学生の頃のあからさまな暴力や面と向かっての暴言より、高校時代の陰口など陰湿ないじめの方が精神的に辛かったのを覚えています。

周りの人から何かしら攻撃されることが嫌で嫌で仕方ないのに逆らえない。辛い気持ちを耐え続けながら他人への恐怖心を強めていくのです。

いじめに耐えるための正当化

誰にも相談できずいじめをやめさせることができないとなれば耐えるしかありません。

しかし、毎日のように殴られたり、聞こえるように陰口を言われたりするのをそのまま耐えるのは非常に難しい。

そこで人は正当化を始めます。

「自分は嫌われる人間だから仕方ないんだ」

「言い返せない自分が悪いんだから仕方ない」

本来なら相手を責めるはずなのに相手を責められないから自分を責めて正当化させる。

自分で自分を納得させてなんとか自分を保たせるようになるのです。

自分を責める習慣が感覚を狂わせる

正当化するために自分を責めて過ごしていると、他人からも自分が責められている感覚に陥ります。

頭ではいい人だとわかっているのに「何かされるのではないか」という不安が消えず、どんな人とかかわっているときでも安心できない。

たまたま電車で隣に座った人も、道ですれ違った人も、自分に何かしら危害を加えてくるかもしれないと感じるようになるのです。

自分の視線が自分のにおいが自分の存在が…

人によって何が問題だと思うかは違いますが、自分に問題があるから攻撃されるんだと思い込んでしまいます。

いじめは対人恐怖症を発症させるキッカケ

いじめが原因で対人恐怖症になったと言われる方は多いです。

しかし、実は原因はいじめではありません。

いじめにあった人全員が対人恐怖症になるわけではありませんからね。

どれだけひどいいじめに遭っても対人恐怖症にならない人もいますし、逆に少しの嫌がらせでも対人恐怖症になってしまう人もいます。

では、いじめによって対人恐怖症になってしまう人の原因とはいったい何なのでしょうか?

本質的な原因は生まれ持った性質や親子関係によって根付いた習慣などにあります。

根っこに抱えているものがあるからいじめが引き金となり対人恐怖症を発症させるのです。

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