浮気、不倫をしていた夫は「もうしない」と約束し、それ以降浮気、不倫はしなくなりました。
もう大丈夫だと思っていた矢先、いつもと何か違う感じがして夫のスマホを覗くと風俗嬢とLINEでやり取りをしていた。
一般的な感覚からすれば浮気がダメなら風俗もダメとなりますよね。
なぜ浮気、不倫をしなくなった夫が風俗を利用してしまうのでしょうか?
浮気はダメでも風俗は大丈夫という思考になる原因
妻の言葉をそのまま受け取った
浮気、不倫が発覚したときに妻が「まだ風俗ならよかったのに」と言った。
妻にしてみれば浮気、不倫に比べればまだマシというニュアンスでしかなく、風俗なら行ってもいいという話ではありません。
しかし、夫はそれを「風俗ならいいんだ」と解釈してしまう。
なぜ妻がそういう発言をしたのかについて考えることが全くできていないのです。
自分視点で正当化した
風俗通いが発覚してから聞けば「風俗は浮気じゃないからいいと思った」と言うのですが、本当にいいと思っていたのならなぜ必死に隠していたのかという疑問が湧いてきます。
「風俗はいいと思った」というのはあくまでも自分視点であり、妻がどう思うかを考えていなかったわけです。
浮気をされて傷付いた過去を持つ妻が「風俗ならいいよ」と言ってくれる可能性はゼロに等しいと言えます。
浮気、風俗がダメとわかっても変わらない
浮気はダメだったからやらない。今度は風俗もダメだとわかったからやらない。
だから大丈夫とは言えません。
単純にやってはいけないことだからやらないというのは、妻の気持ちを考えてのことではないからです。
- 妻も知っている女性となら二人で食事に行っても大丈夫だろう
- 風俗店のサイトを見るだけならいいだろう
- マッチングアプリでメッセージのやり取りを楽しむくらいならいいだろう
結局は別の問題を引き起こし、また妻を傷つけ不安に陥らせる行動を繰り返します。
信用を裏切られることの繰り返しは耐えがたい
浮気はしないと誓ってもうやらないでいてくれている。
大丈夫だろうと信用してきた矢先に風俗通いが発覚する。
風俗通いもしないと誓ってやらないでいてくれているだろうと思っている。
今度はマッチングアプリで女性とやり取りをしていたのが見つかる。
信用しては裏切られを繰り返すうちに妻は疲弊し、心はどんどん不安定になっていきます。
このように妻を裏切り続ける悪循環を断つためには夫が自分自身としっかり向き合わないといけません。
夫が自分と向き合うことでしか妻のケアはできない
妻が不安定になると「妻が少しでも楽になるなら何でもする」と言い出す人がいます。
実際に家事を必死にやり始めたり、子供の面倒を見だしたりという人は少なくありません。
たしかに妻を自分が傷付けてしまい、大変な状態にしてしまったから何とかしなければと思うのは当然でしょう。
しかし、そればかりで自分の問題と向き合っていない状態であれば、妻の気持ちが収まることはありません。
妻が求めているのは自分の痛み、苦しみを少しでも理解してもらうこと、その先にある本当の意味での反省です。
自分の問題と向き合い、解決していくことによって浮気や不倫、風俗通いといった妻を裏切るような行動はなくなっていきます。