人と話すとき息苦しくなるのはなぜ?

人と話すとき息苦しくなるのはなぜ?

人と話していると息苦しい感じになると日々しんどい思いをされている方は、まず何かの病気かと思っていろいろ調べるのではないかと思います。

実は私もサラリーマン時代に会話中に息苦しくなる現状に見舞われて苦しんだとき、インターネットで情報をかき集めた記憶があります。

肺か呼吸器、心臓の病気なのか、過呼吸なのか…

調べても原因がハッキリしない限り、治すために何をすればいいかもわからない状態かと思いますので、心理カウンセラーの視点からその原因と対策について考えうることを書いてみます。

人と話すときに息苦しくなる原因として考えられることとその対策

1.過度な緊張状態

対人恐怖症で悩んでいたりする場合、人と話すにあたって不安を感じやすいため、強い緊張を抱えやすくなります。

人は緊張すると身体が強張った状態になり、呼吸が浅くなるため息苦しさを感じるのです。

苦手なタイプや上司など目上の人と話すとき余計に息苦しくなる傾向があれば、過度の緊張状態が原因になっている可能性が高いと思われます。

対策としては、できるだけ息を吐くことを意識して複式呼吸をすること、普段から緊張状態になりづらいようにマッサージを受けるなりして身体の緊張をほぐしておくことです。

ただ、人と話すときに過度に緊張してしまう人は対人恐怖症を根っこに抱えているケースがほとんどですので、カウンセリングを受けて克服しない限りいつまでもしんどい状態が続くことになります。

2.莫大なストレス

日々の生活の中で抱えたストレスによって過剰に酸素を取り入れてしまう呼吸になるため、息苦しさを感じます。症状としては過呼吸のような状態ですね。

人間関係のストレス、仕事のストレス、将来の不安によるストレス、お金のストレス、生活環境によるストレスなど、日々何気なく生活している中でも様々なストレスを抱えています。

対策としては、抱え込んだストレスを吐き出すことになります。

例えば、ヒトカラ(一人カラオケ)で大声を出してみたり、車の中で歌ってみたり、スルメや煎餅など硬い物を食べたり、ウォーキングやジョギングをしてみたり、クッションを殴ってみたり、新聞を破ってみたり…

何が合うか人によって違いますがやってみてスカッとすることが一番いいですね。

ストレスの中でもとくに人間関係のストレスが大きいと言われていますので、人間関係でストレスを抱えすぎず上手く発散できるようにしていくことも必要だと言えます。

3.自律神経の乱れ

自律神経は交感神経と副交感神経からなるもので、新陳代謝、体温、呼吸、消化、血圧などを調整しているのですが、ストレスが発散できず過度に溜まった状態が続くと乱れてしまいます。

血液の流れを制御している交感神経が反応するため、呼吸の乱れだけでなく首や肩の凝りがひどくなるという症状も出ます。

自律神経の乱れまで出ている場合の対策は、自律神経を調整している脳幹という部分を回復させてあげることしかありません。

生活の中でできることとしては瞑想がもっとも効果的なのですが、瞑想なんてなかなかできないので、代わりに何もせずお風呂にゆっくりつかることをしてみてください。

よく歯磨きをしながらお風呂につかる方もおられますが、そういうことは一切せずボーっとしながら10分以上お風呂につかりましょう。

乱れてしまった自律神経はすぐには調整できませんが、脳幹を回復させたり鍛えたりしていく中で少しずつ調整されていきます。

人と話すときの息苦しさを根本的に改善するために

どんな場面でも息苦しい場合は違う病気かと思われますが、「人と話すときに息苦しくなる」というのは人とのかかわりにおいて何かしらの不安や恐怖を抱えている証拠だと言えます。

普段からずっと息苦しい状態で人と話すときに少しひどくなるくらいであれば、慢性的なストレスが原因になっている可能性が高いですが、普段息苦しくないのに人と話すときになると急に息苦しくなるような状態であったり、普段から息苦しくて人と話すときになるとかなり息苦しくなるような状態であれば対人恐怖症の可能性も考えられます。

息苦しさは他の身体症状に比べると我慢しやすいものだと思いますが、我慢して放置していると吐き気や全身の震え、うつ状態などにつながる危険性もありますので気をつけてください。

人と話すときの息苦しさを解消して楽になりたいと思っておられるのでしたら、対人恐怖症かどうかにかかわらず一度ご相談いただければと思います。

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