悩みの渦中にいるイメージ(深海)

人間関係が上手くいかないことで悩み、何とかしようと頑張っても上手くいかず…

相談したい気持ちはあるけど相手の負担になると思うと話せない。

もう誰かに相談したいと思えるほどの気力すら残っていないのかもしれません。

人間関係で疲れ果て、どうすればいいかわからない状態の方へ、少しでも気持ちが楽になる対処法と根本的な解決方法をお伝えしたいと思います。

人間関係に疲れ果てたときの対処法

休息を取る

疲れたから休むというのは単純ですが、とても大切なことです。

疲れ果てているにもかかわらず、さらに頑張って乗り越えようとする人は意外と多いですからね。

疲れたときは休みましょう。

まだまだ足りないところがあっても、他人より頑張りが足りていなくても、疲れ果てた状態になっている以上、休む必要があると判断できます。

いつもより長く睡眠時間を取る、ダラダラと寝転がって過ごす、マッサージを受ける、温泉や岩盤浴に行く、自然豊かな場所へ行ってみる、旅行する等、自分にとって休息になりそうなことをできる範囲でやってみてください。

気ままに過ごす

自分の気持ちを大切にして、気が向くままに動くことが「気まま」です。

学校や職場に行く等、気が向かないけどやらざるを得ないことはありますが、自分で自由に選択できることもあります。

  • 漫画を読みたい気分になったから読む
  • ちょっと外に出たい気分になったから出かける
  • フルーツを食べたい気分になったから食べる

こういった気が向いてやりたいと思うことをやるのも大事ですが、以下のように気が乗らないことをやめる(減らす)ことも大事です。

  • お昼休みにグループで食べる気にならないから一人で外食する
  • 苦手な人と話すのは気が乗らないから最低限の会話だけにする
  • 食事に誘われたけど気が乗らないから断る

今自分はどうしたいのか、どうしたくないのかを問いかけ、気ままに過ごしていただくと楽になりやすいです。

オンラインのつながりを一旦切る

LINEやメール、SNSで常につながっている感覚になっていることがしんどさにつながっています。

帰宅後や休日にスマートフォンの通知、可能であれば電源をOFFにする時間を作りましょう。

抵抗がある場合はほんの少しの間だけでも大丈夫です。

連絡先をすべて消す、LINEをブロックする、X(旧Twitter)等のSNSアカウントを削除する等、「人間関係リセット症候群」と呼ばれる極端な行動は取らないほうがいいですが、限界を超えていたら仕方がないかと思います。

とにかく自分を守ることを最優先に考えてください。

暗い曲調の音楽を聴く

疲れているから気分を上げようと明るい曲調の音楽を聴く人は多いです。

しかし、今の気分とかけ離れた音楽は無理やり気分を引き上げようとすることになるため、逆にしんどさを感じてしまいます。

暗い曲調や葛藤を抱えながら作られた曲を聴いていただくと楽になりやすいです。

人によって好みがあるので押し付けはしませんが、Mr.childrenの『深海』やAcid Black Cherryの『Re:birth』 のような曲が当てはまります。

抵抗がなければ入浴中や車の運転中等で歌っていただくとより効果的です。

人間関係に疲れやすい人の特徴

過度な気遣い

人とのかかわりで相手の顔色をうかがい、相手に合わせて過度な気遣いをしています。

相手が何を考えているのか、どう思っているのかと詮索し、相手に不快な思いをさせないため、空気を悪くしないために自分を抑え込むことに莫大なエネルギーを費やす。

仲が良い友人と会った後、「楽しかった」より「しんどかった」が遥かに上回るケースは少なくありません。

親が感情的になりやすく、親の顔色をうかがいながら幼少期を過ごした人は過度な気遣いをしやすい傾向が見られます。

過敏さ

他人の言動や態度、周りの空気に敏感で反応してしまうところがある人も人間関係で疲れやすいです。

繊細で優しいと言えば聞こえはいいのですが、反面過敏で傷つきやすいところがあります。

他人が気にしないこと、すぐ流してしまうようなことを延々と考えていては疲れるのは当然ですよね。

ダメージを受けて回復させることを繰り返すエネルギーも半端なものではありません。

真面目

相手に言われたことを真正面から受け止めて向き合おうとする。

相手からすればとくに意味なく、軽い気持ちで言ったことを真に受け、それを問題として捉えるからしんどいのです。

基本的に日本人は真面目ですが、たいていの人はある程度受け流しながら人とかかわっています。

全部真正面から受け止めて対応しているわけではないのです。

自責が強い

何か上手くいかないことがあれば自分のせいだと思う。

自分のせいだと自分を責めて落ち込む。

でも、落ち込んだままでは生活できないので表面上は取り繕って引き上げるからしんどいのです。

他人を責めることができず、怒りの感情すら感じなくなっている人もいます。

人間関係で疲れやすい人が抱えている心理的な問題

自分の心を偽っている

興味がない話でも相手が嬉しそうに話していたら興味ありげに質問をする。楽しくなくても笑う。

本当はしんどいのに「大丈夫だよ」と周りに心配をかけないように振る舞う。

常に自分のダメなところを見ていてネガティブ。そんな自分を見せたらみんな離れていくと思うから本当の自分を出せない。

幼少期の親子関係で虐待を受けていた等、生きていくために自分の心を偽らざるを得ない状況だった人も少なくありません。

常に自分の心を偽って無理をしているからしんどいのです。

人への不信感

表面上は仲良くしてくれていても本当は自分のことを嫌がっているかもしれない。

人の内面なんて知りようがないわけで、不信感を抱いている以上いくらでも悪く考えることができてしまいますよね。

人が全員敵のような感覚になっている人もいますが、その場合は常に気が抜けないのでものすごく疲れると思います。

人間不信の度合いが強い人ほど、人とのかかわりで疲労を感じやすくなるのです。

自己肯定感が低い

自己肯定感が低いことも人間関係で疲れやすくなる要因となります。

自分が他人より劣っている、普通以下だと思っていることで常に頑張っていないといけない感覚になっている。

頑張ってやっとみんなと同じ、同じまでいかないかもしれないけど少しはマシになると思う。

常に頑張りながら人と接しているから疲れやすいのです。

自分と他人の境界線が引けていない

自分は自分、他人は他人という感覚があれば、相手がどういう言動、態度を取ろうが大きな影響は受けません。

しかし、境界線が引けていない状態の人は、相手や周りの空気次第で自分が変わってしまうくらい影響を受けます。

他人が苛立っていたらビクビクして、不機嫌そうにしていたらソワソワしてくる。

だから、どうしても気にせざるをえないし、そこで消耗するから疲れが溜まっていくのです。

人間関係で疲れ果ててしまわないために

人間関係以外にも目を向ける

たしかに人間関係は大事です。

しかし、人間関係のことばかり考えていると上手くいかなかったときのダメージが大きくなります。

人間関係が100%になっていて、それが上手くいかないとなれば、すべて上手くいかないことになるわけですからね。

人生において人間関係以外の大事なことに気付くと、人間関係はあくまでも全体の一部という感覚になるため、もう少し気楽に人付き合いができるようになります。

好きなこと、一人で楽しめること、興味関心のあること、向上させたいこと等、自分の中に何があるのか思いつく限り書き出してみてください。

社会生活をしていく以上、人とのかかわりをゼロにすることはできませんが、最低限のかかわりしか持たず人生を謳歌している人はいくらでもいます。

「疲れた=頑張った」に変換する

人間関係に疲れ果てて限界だと思うのは頑張ってきた証拠です。

頑張らず手を抜いて適当に過ごしていたのなら疲れ果てることはありませんからね。

ただ、上手くいっていない以上、頑張ったと思うことに強い抵抗を感じる人がほとんどだと思います。

たしかに上手くいくという結果は出すことができていませんが、結果を抜きにして頑張ったという事実はあるはず。

「結果に結びつかない頑張りなど意味がない」という前提であったとしても、頑張った事実が消えるわけではありません。

「あー、疲れたな」「もうしんどい」と思うたび「それだけ頑張っているんだな」と考える習慣を持つようにしてみてください。

人間関係で疲れてしまいやすい原因を解決する

生まれ持った性質や家庭環境、学校や職場での経験等、いくつかの要因が重なって人間関係で疲れやすい状態になっています。

何が影響して人間関係で疲れやすくなっているのかを一度考えてみてください。

そして、生まれ持った性質等、変えることができないものに対しては上手く付き合える方法を身に付ける。親子関係等で抱えた心理的な問題に対しては向き合って解決する。

少しずつ積み重ねていくことによって人間関係で疲れやすい状態は改善に向かいます。

自分なりに考えてみたけど原因がよくわからない、原因はわかるけど解決方法がわからないといった場合はご相談ください。