対人恐怖症を克服して笑顔の女性

2010年から対人恐怖症専門のカウンセリングを始め、現在まで臨床経験を重ねてきました。

私自身、対人恐怖症で苦しんだ経験があるため、対人恐怖症のカウンセリングには特別な思いがあります。

対人恐怖症は症状をなくそうとすればするほど悪化しますが、原理を知って改善につながるアプローチを継続すれば克服できるものです。

「自分の症状は治らないのでは」と思っている方も諦めずにご相談ください。

対人恐怖症とは?

対人恐怖症は、対人場面で強い不安や緊張を抱くため、人とのかかわりを恐れて避けようとする神経症です。

「対人恐怖症」という言葉からひきこもりで誰とも話せない姿がイメージされやすいのですが、実際は学校や職場に通えている人の方が多く、自分が変だとバレないよう必死に隠しながら生活しています。

生まれ持った性質に家庭環境や学校でのトラウマ体験が重なることで、ありのままの自分では愛されない、受け入れてもらえないという感覚が形成。

「他人から見た自分」への過剰な意識によって本当の自分が抑圧され続け、何かしらのきっかけで限界を超えてしまうことで発症するのです。

視線、表情、会話、音、容姿、におい等、どこに症状が出るかは人によって異なりますが、「症状さえなければ」と症状をなくすことばかり考えて悪化していくところは共通しています。

一人でなんとかしようと間違った努力を繰り返し、対人恐怖症は克服できないものと諦めてしまう人は少なくありません。

対人恐怖症の心理

対人恐怖症は人とのかかわりを求めているからこそ発症するものです。

人とかかわりたいけど、かかわって傷つくのが怖い。だから、傷付かないように偽りの自分で壁を作って自分を守る。

人が怖いのではなく、人に嫌われること、拒絶されることが怖いのだと言えます。人とのかかわりを避ける、避けなかったとしても本当の自分を隠すので表面的な付き合いしかできません。

理解して欲しい、関心を持って欲しい、愛して欲しいと相手に求めることは多いのですが、本当の自分を見せないまま得ようとして、得られないことに傷つきます。

自己評価が非常に低く他人からの評価を過度に求めているため、他人からの評価が思い通りに得られないことが耐え難いのです。

本当の自分を出さないから受け入れてもらえると思えない。本当の自分がバレたらどうしようと常に不安がつきまとい、人とのかかわりで安心感が得られない状態になっています。

対人恐怖症の克服にはカウンセリングが必要

対人恐怖症は人とのかかわりに強い不安や恐怖を感じるものであるため、克服していくにあたって人とのかかわりで安心感を得ることが必要です。

しかし、本当の自分を見せたら受け入れてもらえないと思っている以上、普段の生活では本当の自分を見せられず安心感を得ることができません。

カウンセリングを受けることによって、カウンセラーという一人の人間とかかわり、その中で本当の自分を見せても受け入れてもらえる。大丈夫なんだという安心感を少しずつ重ねていくことができるのです。

また、一人で悩んでいると考え方の偏りがひどくなり、すべて自分の感覚でしか見れなくなる。ネガティブな考えが止まらなくなって症状が悪化していくこともよくあります。

自覚できない問題に気付き、克服できる方向に軌道修正するという面でもカウンセリングが必要となるのです。

対人恐怖症専門のカウンセリングについて

カウンセリングの方針

対人恐怖症の人は他人に合わせてばかりで自分を見失っています。だから、しっかり話を聴いてもらえたとしても、自分を取り戻すまでどうしても時間がかかってしまう。

症状を耐え忍ぶ生活で時間がかかるとなれば、続けたくても続けられなくなってしまうため、カウンセリングでは話をお聴きするだけでなく、「今何をすればいいか」まで落とし込んだアドバイスをおこないます。

アドバイスという軸で補いながら少しずつ自分の軸を取り戻していく形です。

カウンセリングの対話で無意識にある本当の問題に気付き、具体的なアドバイスを受けながら意識、考え方、行動を変えることによって対人恐怖症を克服していきます。

自分のことを話すのは苦手だと思いますが、ゆっくりで大丈夫ですので少しずつお話しください。対人恐怖症で悩んでいる人は納得しないと動けない傾向が強いため、納得していただけるまで一緒に考え、話し合うことを心がけております。

対人恐怖症克服プログラムの概要

カウンセリングを通して以下のプログラムを実践していきます。

  • 症状のメカニズムを知って混乱をおさめる
  • 抑圧された感情や本音に気付き表現していく
  • 不安や恐怖を中心とする感情との付き合い方を体得する
  • 自分を苦しめている固定観念を認識して手放す
  • 自分の性質や感性を知って自分のものさし(自分基準)を持つ
  • 身体感覚にアプローチして解離を改善する
  • 自分で自分を評価できるようにしていく
  • 異常だと感じていることが実は当然の反応だと知る
  • 「普通」「みんな」「世間」の実態を知る
  • 過去ではなく未来に焦点が当たるようにしていく
  • 症状の緩和、対策、リラックスできる方法を身に着ける
  • 症状維持、悪化につながっている生活習慣の見直し
  • 自分と他人の線引き、境界線を明確にする
  • 他人と関係を築いていく方法を知る
  • 人とのかかわりの中で成功体験を積み重ねていく

しっかりお話をお聴きした上で、今の状態で効果が出やすいと判断した内容から段階的に取り組んでいただきます。少しずつ取り組んで積み上げていく感覚を養うことも大切です。

身体感覚や感情と連動した行動が増えれば増えるほど症状との主従関係が逆転していく。「症状があるからこうする」が「症状があってもやりたいからやる」に変わって対人恐怖症が克服へと向かいます。

対人恐怖症を克服したカウンセラーが対応

nishihashicounselingカウンセリングを担当させていただく公認心理師の西橋康介です。

私も中学3年から社会人5年目までの11年間、対人恐怖症で苦しんだ経験があります。とくに高校時代がひどく、周りの目が気になりすぎて自動販売機でジュース1本買えない状態でした。経験者なので対人恐怖症がどれだけつらく苦しいものかよくわかります。

楽しそうな同級生を羨みながら耐え続けた孤独感、聞こえるように悪口を言われても我慢するしかなかったつらさ、必死に考えて話したのに「お前、おもんないねん。もうしゃべるな」と言われたときの悲しみ、結婚式で手足が異常に震えてみんなに笑われたときの恥ずかしさ…

友達が0人だったことも、彼女ができなかったことも、暗いとしか言われなかったことも、今は普通に話せますが当時はつらくて苦しくて死にたい気持ちで鬱々としていたのを覚えています。

何とかしたくて無理やり接客の仕事をしてみたり、自己啓発セミナーに参加してみたり、カウンセリングを受けてみたり、試行錯誤して克服するまでに10年以上かかりました。

私自身の経験で得たことだけでなく、心理学、脳科学等の知識、現在までの臨床経験を活かして、より効果的な方法を一緒に考えていきます。

対人恐怖症を専門に積み重ねてきた実績

人間科学部の教授、コミュニケーション専門学校の講師、実績豊富なカウンセラーの先生…多くの方々にご指導いただきながら、対人恐怖症の研究とカウンセリング経験を積み重ねてきました。

開業当初は月に数件だったのが、一時は年間1000件を超えるカウンセリングをおこなうまでとなり、現在までの臨床実績は延べ6000件以上。

カウンセラー向けに対人恐怖症の勉強会を開催、関西テレビ出演、週刊女性等のメディアから取材を受けた実績もあります。

経験を重ねてきたことで発達障害やHSP、アダルトチルドレン等、対人恐怖症の背景にある問題にも対応できるようになりました。

30年以上悩み続けていた症状でも克服されていますので、諦めずにご相談いただければと思っております。

カウンセリングのお申込みについて

カウンセリング料金

■対面カウンセリング

60分 … 10,000円(税込)

90分 … 13,000円(税込)

⇒対面カウンセリングの詳細はこちら

■オンラインカウンセリング

60分 … 10,000円(税込)

⇒オンラインカウンセリングの詳細はこちら

カウンセリングを受けるまでの流れ

  1. 予約フォームに必要事項を入力して送信
  2. メールにて予約日時の調整
  3. 料金のお支払(対面の場合は現地にて現金払も可)
  4. 予約日時にカウンセリングを受ける

カウンセリングオフィス概要

大阪市北区天神橋2-3-10 サンハイム南森町405(大阪メトロ南森町駅、JR 大阪天満宮駅から 徒歩3分以内)

営業時間 … 10:00~22:00(月曜定休、土・日・祝日は予約可)

カウンセリング予約フォーム

お申込みの際によくいただくご質問

私の症状でも本当に克服できるのでしょうか?

カウンセリングを受けようかと考えたときに、自分の症状でも本当に効果が出るのかどうか、克服できるのかどうかという不安は感じて当然だと思います。

対人恐怖症を専門にカウンセリングをおこなってきた中で、視線恐怖症、表情恐怖症、雑談恐怖症、醜形恐怖症、自己臭恐怖症など様々な症状に対応してきましたが、ほぼ全員「本当に克服できるのか」と不安を抱えながらカウンセリングを受けておられました。

30年以上悩んでいる症状の方でも、何をしても克服できなかった症状の方でも、HSP発達障害アダルトチルドレンを抱えている方でも、しっかりとお話をお聴きした上でその方に最適なプランを一緒に考えて、回を重ねるごとに軌道修正しながら対人恐怖症を克服できるまでサポートさせていただいた実績があります。

「もう対人恐怖症は克服できないのでは」と諦めかけている方も一度ご相談ください。

対人恐怖症ほどではない悩みでもカウンセリングを受けることは可能でしょうか?

3人以上になると話せなくなる、人前で話すときに緊張して上手く話せない、人とかかわれるけど深い付き合いができない、職場の人間関係が上手くいかない、感情のコントロールが下手で人間関係に支障をきたす等といったお悩みでカウンセリングを受ける方もおられます。

何かしら人とのコミュニケーションで悩みを抱えておられるのであれば対応させていただくことは可能です。

背景にある根本的な問題が共通しているため克服に向かいます。

その他、対人恐怖症と関連が深いHSP、依存症、アダルトチルドレン等への対応も可能となっております。

どのくらいのペースでどのくらいの期間カウンセリングを受ければ克服できますか?

カウンセリングを受けていただくペースは月1回か2回の方が多いです。

1ヶ月以上の間隔を空けると効果が薄くなってしまうので、なるべく1ヶ月以内に受けていただくことをお勧めします。

最短での克服をご希望の場合は、週1回のペースから始めて何をすればいいか自分で考えられる状態になってから少しずつ間隔を広げていく形が理想的です。

カウンセリングの期間は3ヶ月、6ヶ月…1年以上かかるケースもあり、人によって様々。可能な限り短期間、少ない回数で克服することを目標としてカウンセリングをおこなっております。

継続を前提としてカウンセリングを受けるのはハードルが高いため、まずは一度アドバイスをもらうために受けてみて、良かったら継続を検討するくらいでお考えください。こちらから継続を強要することはございません。

初めて受けてみようと思うのですが「カウンセリング」というのは具体的に何をするのでしょうか?

実際におこなうのはカウンセラーとの会話です。

対面の場合は大阪にあるカウンセリングルームで、オンラインの場合は電話、Skype、LINE、Zoomのいずれかで会話をします。

話していただく内容は普段話せない症状のことや今悩んでいること、聞いて欲しいこと…何でもかまいません。思いついたことを話していただくとカウンセラーがしっかりとお聴きしながら応答していきます。

質問に対しては答えられる範囲で答えていただければ大丈夫です。

カウンセラーが求めていることを話そうとしてしまうと思いますが、なるべく自分が話したいこと、聞いてほしいこと、聞きたいことを話してください。

初回は情報が少ないため話をお聴きすることが中心になりますが、一緒に考えながら克服につながる具体的なアドバイスをおこないます。

カウンセラーに説教されたり、怒られたりされたりするのではと恐れる方もおられますが、そういった対応は克服につながらないため一切おこなっておりません。ご安心ください。

⇒初めてのカウンセリングをご検討中の方へ

カウンセリングを受け始めるタイミングは?

対人恐怖症で悩んでいる期間が長かった人ほど「もっと早くカウンセリングを受けておけばよかった…」と言われる通り、なるべく早く受けていただいた方が良いです。

今のままで過ごす10年と、対人恐怖症を克服してから過ごす10年をイメージしてみてください。

本来、対人恐怖症と無縁であれば、同僚との会話を楽しんだり、友達を作って楽しく遊んだり、恋人と一緒に幸せな時間を共有したり、自分のやりたいことをやって人生を楽しめるはずなのに、対人恐怖症であるがゆえにあなたはその全てを失い続けるのです。

対人恐怖症は年齢と共に治ると思っている方もおられますが、治るキッカケとなる人とのかかわりを避けてしまう、症状へのこだわりから抜け出せない等の問題によって自然に治ることはほとんどありません。実際50代になっても治らずカウンセリングを受ける方もおられます。

以上のことから、なるべく早く受けていただく方が良いと言えるのですが、自発的な気持ちがないとカウンセリングの効果が出ないため、受けようという自発的な気持ちが出た段階が良いと思います。

※その他のご質問はカウンセリングQ&Aでご確認ください。

カウンセリングで対人恐怖症を克服する流れ

Step1:現状のヒアリングと整理

まず、発症の経緯から現在の状況を心理的背景まで想像しながらお聴きします。不安や恐怖で混乱した頭の中を整理していただく意味でも話していただくことは大切です。

この時点で、なぜ対人恐怖症が克服できなかったのか、どんな特徴があって、どういう進め方をすれば効果が出やすいか等、ある程度の方向性をお伝えします。

必要に応じて、今直面されている悩みに対処できる具体的な方法(不安や恐怖を緩和する方法、人とのかかわり方、ストレス解消法、生活習慣の改善、最適な転職や職場復帰の時期など)をアドバイスさせていただきます。

Step2:自己理解を深める

現在の悩み、最近学校や職場、日常生活であったこと、趣味、過去のこと等、テーマに沿って話していただきながら、カウンセラーからの質問や対話の中で自分では気付けない範囲のことに気付いたり、今自分が何をすればいいのかを自覚したりしていきます。

対人恐怖症を克服する上で他人基準を自分基準に切り替えていくことが非常に重要なため、「自分を知ること」を中心に進める形になります。

状態に応じて効果が出やすいワークをカウンセラーが考えてご提案。取り組めるかどうかを確認しながら調整して、どうすれば取り組みやすくなるか、継続しやすくなるか等も一緒に考えます。

Step3:他人基準から自分基準へ

カウンセリングを継続していく中で本当の自分を知ることになり、少しずつ他人基準から自分基準に変わっていく。

「自分がどうしたいか」に気付けるようになってきますので、エネルギーが湧いて不安や恐怖を抱えながらも行動しやすくなります。

カウンセラーに報告して客観的に検証しながらアドバイスを受けていくことで狭くなっていた考え方の視野が広がり、対人関係における恐怖や不安がなくなっていきます。

Step4:人とのかかわりで自信が生まれる

他人を知ることによって人付き合いが上手くいく機会が増え、自分にどんどん自信が持てるようになっていきます。

人とかかわりながら自分と向き合うことで視野が広がっていく。今まで見えなかった問題に気付き改善していくことで好循環が生まれる。

周りから評価されたり好かれたりするようになってさらに自信が高まります。

そして、カウンセリングを受ける前に不安や恐怖を感じていたことが「どうでもいい小さなこと」に感じられて、不安や恐怖を感じなくなっていくのです。

Step5:カウンセリングの卒業

カウンセリングを受け始めた頃は「対人恐怖症を克服すること」がメインになっているからカウンセリングの重要度が高い。

それが克服していくにつれて人生で本当に大事なことが見えてきてカウンセリングの重要度が下がる。他に優先したいことが増えてカウンセリングに時間を費やせなくなっていく。

カウンセリングへの意識が薄れて自然にやめていくというパターンが多いです。

対人恐怖症でお悩みの方に伝えたいこと

nishihashi_profile日々つらい思いをしながらも生活していること自体、すごく頑張っておられるなと思います。

対人恐怖症で悩んでいる人にとってカウンセリングを受けるのはものすごくハードルが高いことです。私もなかなかカウンセリングを受けに行くことができませんでした。

正直、自分と向き合うのが怖かったのもあります。ダメな自分だとわかっていても、認めてしまうと生きていけなくなる気がして…

カウンセリングは万能ではないし、自分と向き合うことでしんどい思いをする時期もあります。

それでも、少しずつ今まで抑え込んできた自分を表現していくと、自分が自分として生きている実感が出てきてどんどん楽になっていきます。

「せっかくの人生、自分らしく生きてもらいたい」というのが私の想いです。

慎重にご検討いただき、もしカウンセリングを受けようと思われたらいつでもご連絡ください。

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