「親を許せない!」親子関係の呪縛から解き放たれる方法

「親を許せない!」親子関係の呪縛から解き放たれる方法

「母親のことが許せない」と思い続けて悩んでおられる女性は非常に多いです。男性が父親に対してというのもたまにありますが数は少ないですね。

対人恐怖症やアダルトチルドレン、依存症などで悩んでいる方の話を聴いてみると、必ずと言っていいほど親子関係の問題にぶち当たります。

だから、親子関係を改善しないといけないんだという単純な話ではなく、本質的な原因を考えた上で解決するために何をすべきかについてお伝えします。

親に愛されなかったという感覚が生み出す自責の無限ループ

親を許せないことで悩んでいる方は、幼少期から親に愛されずに育ったいう愛情飢餓感を抱えているため、親に愛されたい気持ちを抱き続けています。

愛されなかったことで感じてきた悲しみ、今も愛されていないと思う感覚が、親に対する怒りや憎しみの感情を生み出して親を許せない、親のようになりたくないという気持ちにさせるのです。

親を許せないと思えば思うほど、今度は親を許せない自分のことが許せなくなっていきます。

そして、育ててくれた親に素直に感謝できず怒りや憎悪を募らせる自分はなんてダメな人間なんだと自分を責めるループに陥ってしまうのです。

「親を責める→自分を責める」を繰り返すから抜け出せない

親を許せない、絶対に同じようになりたくないという気持ちを抱いているため、

「母親のこと絶対に許せないんです。あれだけ私に酷いことしといて謝りもしないとか本当にありえない。」

「あんな母親にはなりたくないと思って感情的に子供を怒らないようにしてるんです。あと、子供には旦那の愚痴とかも絶対に言わないし、自分のしたいようにさせてあげようと思ってるんです。子供に私と同じ思いはさせたくないですから。」

「でも、ふとしたときに私と同じだなって思うことがあって、そう思うと私の育て方が間違ってたのかなと思うんですけど、できることはやってきたしどうすればいいかわからなくなるんです。」

といった感じのことを話す方が多いのですが、たいてい最後は自分を責める話になっています。

自分を責めることで苦しくなって、これは親のせいだと思って親を責める。

どれだけ酷いことをされたといえ育ててくれた親に対して怒りや憎悪を感じるなんて、自分は酷い人間だと思って自分を責める。

これを繰り返す悪循環にハマって抜け出せなくなっているのです。

親を許せない呪縛から解放されるために必要なのは親を許すことではない

「いい大人なんだから過去のことうだうだ言わずに親のこと許すべき」

「親に怒りや憎悪を募らせているなんて人として最低だ」

といったことを考えているため、親を許さないといけないという固定観念を抱いて許そうと頑張るのですが、親子関係の呪縛から解放されることはありません。

なぜなら、親を許す許さないを考えている以上、自責の無限ループから抜け出すことはできないからです。

あなたの人生において大切なのは、親から受けた酷い仕打ちへの謝罪でもなく、親を許すことでもなく、自分が主体となって自分を大切にして生きていくことです。

自分がどうしたいか、どうなりたいか、どう思ったか、どう感じたかという本音に気付いて表現し、自分本位で生きていく中で自分を大切にする感覚を養って、自己肯定感を高めていくことで親を許せない呪縛から解放されます。

そのために、自分では気付けないほど深く深く抑え込まれた感情や本音に気付いていくことが必要になりますので、原理をちゃんと理解した上でサポートしてくれる専門家のカウンセリングを受けるようにしてください。

自己肯定感が高まっていく過程でいずれ親を許せるようになり、純粋に感謝できるようにもなれます。

親子関係の呪縛は子供にも感染し、そのまた子供にも感染していく厄介なものですから、もし解消できないまま生きておられるのならできるだけ早い段階で解消していただきたいと思います。

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