今まで一度もカウンセリングを受けたことがない方にとっては、お申し込みにあたって多くの不安があることと思います。
- 本当に自分の悩みが解消できるのかどうか
- カウンセラーがどういう人なのか
- カウンセリングが具体的に何をするものなのか
- 一生通い続けないといけないものなのか
- こんな悩みでも真剣に聴いてもらえるのだろうか
- 初めてでうまく話せるだろうか
このようなことを考えながら決断できずに悩んでおられるかもしれません。
カウンセリングを受けるかどうかの判断は、ホームページの隅々まで何度も繰り返して見てから下されるケースが多いと感じています。
できる限りの情報はホームページ上に公開していますのでご検討される際の参考にしてください。
カウンセリングについて
カウンセリングとは?
カウンセラーという心の専門家が「今抱えている問題を解決するためにどうすればいいか」を一緒に考えてくれるものです。
自分の気持ちとしっかり向き合って自分の話をする。
日常の会話では「最近、落ち込むことが多くって…」と話すと「
カウンセリングでは普段できていない掘り下げて考える会話をおこなうため、最初は抽象的だった問題が具体化さ
カウンセリングの価値
料金を見られた方は「なぜこんなに高いの?」と思われたかもしれません。
私もカウンセリングを受けるにあたって、できるだけ安いところを探して受けに行った経験があるので、そのお気持ちはよくわかります。
話を聞いてもらうだけと考えればものすごく高額ですが、カウンセリングには金額に見合うだけの価値があります。
- 自分だけでは考えられなかった範囲まで考えられるようになること
- 漠然としていた問題が具体化してどうすればいいかに気付けること
- 無意識に目をそらしている本当の原因に気付けること
- 何年、何十年と続けてきた無意識の悪しき習慣を変えられること
- 今何をすれば改善できるかという正しい行動がわかること
自分ではどうにもならないことが解決に向かうところにカウンセリングの価値があるのではないかと感じています。
どんな人がカウンセリングを受けてるの?
カウンセリングは統合失調症やうつ病等、重度の精神病になった人だけが受けるものと思っている方は多いです。
「カウンセリングを受ける=重度の精神病」となれば、カウンセリングを受けることに抵抗が出るのも当然かと思います。
しかし、実際は緊張して人と上手く話せないとか、人目が気になって日々がつらいとか、妻に見つかったから風俗通いをやめたいとか、精神病とまで言えない状態の方がほとんど。
家族や友人に相談すると「気にしすぎ」「もっと頑張れ」と言われるような内容が多いですね。
誰が見ても大変な状態ではなく、自分にとって大きな悩みであり、解決したいけど自分だけではどうしようもないことでカウンセリングを受けておられます。
職業は会社員、経営者、パート、アルバイト、主婦、学生、フリーターなど、年齢の幅は下が10代から上は50代まで(一番多いのは20~30代)、男女の比率は4:6と女性の方が多いです。
オンラインでのカウンセリングをおこなっているため、大阪や近隣の地域だけでなく、北海道や福岡県、山口県、広島県、愛知県、埼玉県など全国各地、海外の方からお申込みをいただいております。
カウンセリングを受けるにあたっての不安
初めてカウンセリングを受けようと考えたとき、以下のような不安を感じる方は多いと思います。
カウンセラーに対する不安
怒られないか、嫌われないか、否定されないか、騙されないか、意見を押し付けられないか、変な物売りつけられないか…
カウンセラーがどんな人でどういう感じで話を聴いてくれるのかは、カウンセリングを受けるにあたって大きな不安材料だと思います。
実際、カウンセリングはカウンセラーという人間によって提供されるものですから、その人間性によって良くも悪くもなります。
人間性が低いカウンセラーから受ければ悪化して、人間性が高いカウンセラーから受ければ改善に向かうと言っても過
それほどカウンセリングを誰から受けるかというのは重要なことなのです。
また、カウンセラーとの相性によってもカウンセリングの効果は変わりますので、プロフィールや書いている文章、ブログ、Twitter、Facebook等の内容も参考にしながら慎重に検討する必要があると思っております。
自分の悩みでも改善できるのか不安
一人で抱え込み本やインターネットで調べた方法を試したけどダメだった。
自分なりに考え方や行動を変えてみても上手くいかない。
何か自分の悩みは特殊でどうにもならないものじゃないかと思えてくることもあったり。
悩んできた期間が長い人ほど自分の悩みが改善できるかどうか不安に感じます。
この不安はホームページの内容だけではなかなか解消できないものですので、実際にカウンセリングを受けていただいた際にお話しください。
今まで改善できなかった原因、これから改善していくことができる理由など、納得していただけるまでお伝えします。
逆に「こんな悩みでも相談していいのか」と躊躇してしまう方もおられますが、ご自身にとって困っていることであればどんな内容でもご相談いただいて大丈夫です。
個人情報がちゃんと守ってもらえるか不安
カウンセリングでお話しいただくにあたって、個人情報が守られるかどうかは非常に重要です。
個人情報の取扱いには最新の注意を払い、カウンセリングで知りえた情報はご本人の承諾なく他人に明かすことはありません。
同居のご家族から情報開示のご希望があった場合でも、ご本人の承諾を得たうえで開示しております。
個人情報が守られるという前提があるからこそ、誰にも言えないような悩みを打ち明けられるわけであって、逆に守られないとなれば安心して話すことができません。
カウンセリングの場で安心してお話しいただけるよう、個人情報の保護、守秘義務の厳守は徹底しております。
カウンセリングの継続について
カウンセリングの継続はご自身で判断していただけます。
こちらから強要や誘導をすることはありませんのでご安心ください。
カウンセリングを受けるペースは?
月2回もしくは月1回のペースで受けられる方が多いですが人によってバラバラです。
毎週のペースから月2回、月1回と改善するにつれて間隔を空けていくパターンもあります。
カウンセリングは続けていただくことで効果が増していく性質があるだけでなく再発防止にもつながるため、金銭的にも時間的にも無理なく継続できるペースが良いと思います。
初回のカウンセリングですっきりした気持ちになることが多く「もう大丈夫」と考えてしまいがちですが、根本的な習慣や考え方が変わっていない限り大丈夫とは言えません。
気持ちが少しラクになっただけで大丈夫だと思ってしまうのも症状の一つですので、根本的な改善を望む方は期間が空いても継続していただきたいと思っております。
カウンセリングを受けて克服するまでにかかる期間
現在まで当カウンセリングルームをご利用くださった方が改善されるまで要した平均期間は6ヶ月~1年ですが、人によっては数年単位になるケースもあり、一概に早く改善できますとは言えません。
過去と向き合っていく原因究明型のカウンセリングではどうしても時間がかかってしまうため、現在の行動を変えることに焦点を当てたカウンセリングをおこなっております。
単純に行動を変えるだけではなく、「自分がどうしたいか」という気持ちに沿った行動が生まれるようなアプローチが中心です。
さらに脳の働き、生活習慣の改善、日々のストレス対策にも目を向けながら、日常で起こっている問題への具体的対策、根本的な改善につながる行動の変化を総合的におこなうことで克服までの期間を縮められるように努めております。
時間をかけざるをえないケースもある
「一刻も早く改善したい」ということでカウンセリングを受けられる方は多いですが、状態をお聴きした上で不可能だと判断するケースがあります。
時間をかけずにやろうとすると逆に悪化したり、精神的に辛すぎて耐えられなくなってしまうときです。
過去に親から虐待やそれに近い仕打ちを受けていた人は、そのことにできるだけ向き合わないように生活しています。
日々のつらさに耐えながら仕事をしている人は、疲労やストレスを感じると動けなくなってしまうので無意識に感じないようにしています。
人を殺したいほどの怒りを抱えている人は、怒りという感情を否認して無意識に抑え込んでいます。
自分を保つために無意識レベルでバランスを取っているから、急激に改善するとバランスが崩れて自分が保てなくなってしまうわけです。
つらい日々から早く解放されたい、周りにこれ以上迷惑掛けられないという気持ちもわかりますし、カウンセリングに貴重なお金と時間を費やしてくださっているのもわかります。
だからこそ、しっかり状態を見極め、必要な時間をかけてカウンセリングをおこなうのです。
初めてのカウンセリングでは
「うまく話せるかどうか分からない」「何を話せばいいのか分からない」と不安を感じたり、緊張したりする人は多いです。
たまにカウンセラー慣れしていて緊張しない方もおられますが、初めて話す相手に緊張してしまうのは当然だと思います。
カウンセラーが求めていることを的確に答えようと頑張るのではなく、なるべく自分が話したいこと、聞いてほしいこと、聞きたいことをお話しください。
沈黙が多くなかなか話を切り出せない様子であれば、こちらから適度に質問を投げかけたりサポートもしています。
初回ではなかなか言いづらいと思いますが、以下のようなカウンセリングに対するネガティブな内容も言っていただいて大丈夫です。
- カウンセリングが義務のように感じる
- カウンセリングを受けるのが嫌だと思っていた
- カウンセラーの期待に応えないとと変に作ってしまう
- 今のまま続けていて治ると思えない
- 話すことがないのに無理やり話す形になっている
- 質問をされるのがしんどい
- 自分のしんどさをわかってもらえているように感じない
質問に答えたくなければ答えたくない、わからないならわからない、カウンセラーの解釈が違っていたら違うと言っていただいてかまいません。
話せる範囲で少しずつお話しください。
同じ話を繰り返したり、話があちらこちらに飛んだり、上手くまとまらない感じになっても、しっかり話をお聴きします。
話すことへの不安が強い場合は、事前に話す内容をメモしておいて見ながら話していただく形でも大丈夫です。
カウンセリングの流れ
初回のカウンセリング
1回目のカウンセリングでは、今後のカウンセリングの効果を出やすくするため、現在どのような症状でどのような場面で苦しんでおられるのか、症状が出るようになったキッカケは何だったのか等、しっかりとお話をお聴きすることが中心となります。
そして、お聴きした内容をもとに現状の悩み苦しみを生み出している原因が何か、どうすれば改善していけるのかについての方向性をお話させていただきます。
同時に現時点で改善につながる可能性が高いと思われるワークをご提案します。
はじめてお会いしてすぐで的確なアドバイスをさせていただくのが難しいため、基本的にはアドバイスはおこないません。
ただ、大事な面接やプレゼンが直近に控えている、声が出せない、仕事でミスを多発している等、今すぐ対処しないといけない問題がある場合やアドバイスを求められた場合は対処法をアドバイスしております。
2回目以降のカウンセリング(継続の場合)
前回の続きをお話しいただいたり、前回から今回にかけて気付いたことや感じたこと等をお話いただく形が多いですが、とくに制限はありませんでどんな内容をお話いただいても大丈夫です。
お話いただいたことに対して必要に応じて質問やアドバイスをおこない、自分自身で解決の糸口に気付いていただきやすいようにサポートいたします。
カウンセリングの方向性や効果について疑問があれば遠慮なくご質問いただいて大丈夫です。
効果を感じないのであれば、その旨お伝えいただくことでその理由をご説明したり、必要に応じてやり方を変えたりすることもできます。
回数が浅いうちはなかなか言いづらい部分があるとは思いますが、不満や疑問をカウンセラーにぶつけることは効果を高める上でも非常に大切です。
回を重ねるごとにより的確なアドバイスを得られるようになり、アドバイスやワークに基づいて行動していくことで改善していく感覚をつかんで克服するという流れになります。