風俗店の案内所が見える歓楽街

「風俗に行かないほうがいい」「風俗に行ってはいけない」と頭ではわかっているのに、行っては後悔するの繰り返し。

風俗通いがやめられない風俗依存症で困っている人は多いです。

恋愛経験がほとんどなく女性に免疫がない男性が風俗嬢に入れ込んでしまうケースもあれば、彼女や妻がいても風俗を利用するケースもある。

本人より彼女や妻が問題意識を持ちやすいのは風俗依存症の特徴と言えるかもしれません。

風俗依存症は表面上だけ見ればただ性欲が強い、エロい、意思が弱いという話にされそうですが、ご相談を受ける中で実態は違うとわかりました。

カウンセリングの臨床経験をもとに、風俗依存症の原因から克服方法をお伝えしていきます。

風俗依存症とは?

風俗通いをやめたいのにやめられない=風俗依存症

「風俗依存症」という名称から、まるで中毒のように風俗通いする人をイメージするかもしれません。

しかし、実際は月1、2回とか頻繁ではないけどやめられずに困っている人がほとんど。

頻度や金額の問題ではなく風俗通いをやめたいのにやめられない時点で風俗依存症に該当します。

人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブル等があります。
このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。

引用元:依存症についてもっと知りたい方へ |厚生労働省

風俗に行った後は罪悪感と自己嫌悪、それでもまた風俗に行きたくてたまらなくなってくる。

エッチなことが大好きで風俗を楽しんでいる人とは明らかに違います。

家族は当然ですが風俗依存症は友達にも相談できないので、一人で抱え込んで苦しむ人が多いですね。

風俗依存症になりやすい人

以下のような特徴が見られる人ほど風俗依存症になりやすい傾向があります。

風俗に依存する人の特徴

  • ストレスを発散できる趣味がない
  • 自分の気持ちを話すことが少なく説明口調
  • 受身で自分から行動を起こすことが少ない
  • 波風を立てないように本音を抑え込んで我慢する
  • 気持ちの切り替えがやたら早い、逆にものすごく引きずる
  • 感情や欲求、ストレスに鈍感
  • 問題があっても表面化していなければ放置する
  • 「どっちでもいい」が多く家族や友人任せ
  • 自分の思い通りにならないとイライラして態度に出る
  • 失言で妻を怒らせてしまう
  • 面倒くさがりで期限ギリギリまで動けない
  • コツコツが苦手で一気にやるか全くやらないか
  • 目標や目的を持たずその場その場の気分で動く


モテない男が風俗嬢に入れ込んで借金まみれになるという単純なものではありません。

普通に恋愛経験があって結婚している人でも風俗依存症になっています。

風俗依存症の原因

裏側にあるストレス

自覚の有無にかかわらず風俗依存症にストレスが影響しているのは間違いありません。

ストレスがかかることによって理性脳と呼ばれる前頭前野の働きが弱り、逆に動物脳と呼ばれる大脳辺縁系の働きが強まるからです。

つまり、欲求が強まって逆に欲求を抑えるブレーキは弱まるということ。

風俗通いをやめようと思ってもやめられないのは当然なんですよね。

さらにストレスで生命の危機を感じると本能が「子孫を残せ」という指令を出すから性欲が強まってしまう。

また、ストレスが生み出す緊張状態によって癒しを求めることも影響します。

人間にとって究極の癒しは母親、母性。

癒しを求める男性は母性を求める。だから、自分を受け入れてくれる風俗嬢のところに行ってしまうんですよね。

解消されることのない欲求不満

風俗に行くことで癒されたり気持ち良くなったりはしますが、それは一時的なものでしかなく終わった後に残るのはむなしさ。

にもかかわらず、気付いたらまた風俗に行っている…

「どうせむなしい気持ちになるだけだ」とわかっているのに行ってしまうのは背景に欲求不満があるから。

欲求不満を風俗で解消しようとしているわけです。

しかし、風俗は一時的に快感を与えてくれるものでしかなく、根本的な欲求不満を解消してくれるものではありません。

行っても行っても解消されない欲求不満が風俗通いを繰り返させるのです。

欲求と言えば性欲だと思いがちですが、「愛されたい、認められたい」承認欲求、「思い通りにしたい」支配欲求、「誰かと一緒に居たい」親和欲求等も風俗依存症と強い関連性が見られます。

欲望がコントロールできない

感情と性欲は関係なさそうですが、実はものすごく深いつながりがあります。

なぜなら、欲求は感情の一種である「欲望」によって突き動かされるからです。

よく感情表現をする人は、感情を出してコントロールする機会が多い。

逆に感情を抑え込む人は、感情を出さないからコントロールする機会がほとんどない。

だから、感情表現をしていない人ほど、欲望が出てきたときにコントロールできないのです。

いくら感情を抑え込むことが得意でも、出てきてしまっては意味がありません。

感情表現が苦手、一人で抱え込むタイプは風俗依存症になりやすいのです。

風俗依存症になる男性の深層心理

心の底にある虚しさ

風俗依存症の人は自分で決めた人生を生きている実感が薄いところがあります。

周りに流されて生きていたから自分の存在意義や生きる目的がハッキリしないまま。

自覚できない虚しさを抱えているのです。

だから、生きている実感が欲しくなってしまう。

生きている実感を求めるとき、人は性的なことに依存します。

本能的に見れば子孫を残すこと、性欲が人間の生きる意味になりますからね。

自慰行為(オナニー)が止まらない、不特定多数の女性と関係を持つのも同じです。

女性とのかかわりで抱えた感情

性的なことに依存するのなら自慰行為でもいいはず。

しかし、女性とのかかわりを求めているから自慰行為では収まりません。

  • 母親との関係で支配され続けてきた
  • 妻との関係でいつも我慢を強いられている
  • 女性に上手くアプローチできない

原因は人によって違いますが、女性に対して何かしらの感情を抱いているのは共通します。

直接相手との関係で解消できない感情を風俗の女の子で擬似的に解消する。

風俗はお金を支払うだけで簡単に利用でき、女性より優位に立てるから選ばれやすいのです。

セフレを求めている

風俗依存症の人は手軽にエッチができる相手を強く求めています。

本音ではお金をかけず自分の都合でエッチなことがしたい。

いろんな女性と一夜限りの関係を持ちたいと思っている人も結構いますからね。

でも、自分から女性に声をかけて関係を持つのは難しいし、出会い系やマッチングサイトもなかなか手を出しづらい。

結果的にたどり着くのが風俗になるわけです。

風俗依存症の人はたとえ既婚者でも女性から言い寄ってきてくれたら迷わずOKするでしょう。(あまりにもタイプとかけ離れていた場合は別として)

自分から言うことはまずありませんが、風俗嬢に対しても金銭を介さない関係、過剰サービスを求めているところがあります。

風俗依存症の実態

風俗通いが妻にバレてもやめられない

既婚者で風俗依存症になってしまう人は少なくありません。

一人の時間ができたとき、友達や職場の同僚に誘われたとき、出張のたびに利用する人もいたり。

スマホの通話履歴やLINE、インターネットの閲覧履歴、クレジットカードの利用明細、捨て忘れていた風俗嬢の名刺やポイントカード…

いつもと違う態度で勘付いた妻が発見、嘘でごまかそうとするも問い詰められて認めざるを得ない状況に。

妻に激怒されて自分が軽い気持ちでやっていたことを反省。

「もう絶対にいかない」と誓ったはずなのに、時間が経つと「バレなきゃ大丈夫だ」と考えてまた風俗へ。

行動を監視されお小遣いも制限、誓約書を書かされ、妻の実家に頭を下げに行ってもやめられない。

一度なら許してもらえたものの、二度三度重ねて別居、離婚に至るケースもあります。

借金をしてでも風俗を利用する

本当は時間とお金をもっと有意義に使いたい。貯金だってしたい。

でも、風俗に行きたくなったら止められない。

最初は余ったお金だけ使っていたのが、手を出してはいけないはずの生活費まで削るようになってしまう。

2ヶ月に1回が月1回に、月1回が月2回に。

貯金は使わないと決めていたのに気付けば手を出していた。

「ちょっとくらいなら」という気持ちが少しずつ一線を越えさせていく。

借金だけは絶対にしないと思っていたはずが、いつの間にか何百万の借金を抱えてしまうといった最悪の事態に至ることも。

風俗に行きたいのかよくわからないまま、何か変な義務感のようなものでズルズルと行き続けてしまう。

気付かないうちにエスカレートしていくところも風俗依存症の怖さです。

風俗嬢を好きになってしまった

風俗は好みの女性が至れり尽くせりのサービスで心も体も満たしてくれる場です。

面倒くさいことを言われることもなく、自分の思い通りになるから一緒にいて心地がいい。

「こんな子と付き合えたら…」と思うのも無理はないでしょう。

純粋で性格が良さそうな子もいれば、お客さんに恋をさせる『色恋営業』というテクニックを駆使してくる子もいます。

「○○さんだけ」と特別感を演出したり、「付き合うのは風俗を辞めてから」と期待させたり…

女性に免疫がない男性はもちろん、恋愛経験がある人も既婚者も例外ではありません。

ブログに自分のことが書いてあれば喜び、メッセージのやり取りで恋人気分に浸る。

いつも頭の中は風俗嬢のことばかりで風俗依存症から抜け出せないのです。

風俗通いをやめたい方へ『5つのアドバイス』

どうすれば風俗通いはやめられるのでしょうか?

キャッシュカードや現金クレカを持ち歩かないようにするとか、Hな動画を見ないようにするとか、自慰行為で我慢して貯金するとか…

対処法的なことをやっている人は多いですが、なかなか効果が出ずに困っています。

風俗通いは表面的な対処法だけではやめられないんですよね。

心理学、脳科学をベースにしたカウンセリングで実際に効果があった方法をご紹介していきます。

「もし風俗に行かなかったらどうするか」を考える

風俗依存症の人はお金と時間の使い方が下手になっています。

本来なら欲しいものを買うためのお金を風俗に使う。

人によっては食事にかけるお金を極限まで減らして風俗に使うお金を捻出していたりもします。

本来なら勉強や趣味に費やす時間を風俗嬢のブログを見たり風俗に行くことに使う。

少しでも時間ができればスマホで風俗店のサイトを見る人もいます。

もし風俗に行かなかったらお金と時間を何に使いたいのか?

漠然と「お金が貯まっていくのにな」とか「やりたいことができるのにな」と考えるのではなく具体化してください。

具体的にイメージできればできるほど抑止力になります。

無意識レベルで高くなっている風俗の優先順位を下げる

ふと時間が空いたときに風俗のことを考えてしまうのは、無意識レベルで優先順位が高くなっているからです。

極端な話、風俗が唯一の楽しみだとしたら絶対にやめられませんよね。

仕事がめちゃくちゃ忙しい時期は風俗のことを考えず行かなかったという経験はないでしょうか?

忙しすぎて仕事のことばかり考えざるを得ないから風俗のことを考えなくなる。

頭をよぎったとしても仕事のことが優先されれば忘れたりもします。

つまり、風俗以外のことで何かしら優先順位を上げることができれば止めやすくなるということ。

優先順位を上げやすいのは自分が好きなこと、興味関心があることです。

ゲーム、漫画、映画、カフェ巡り、食べ歩き、ゴルフ、サッカー、筋トレ、ウォーキング、ドライブ、サイクリング、お寺巡り、英会話…何でもかまいません。

一つだけでなく複数、そして、人とかかわることであればより効果的です。

「自分と周りがより良くなること」で目標を見出すのがもっとも効果的なのですが、すぐには難しいので少しずつ考えてみてください。

自発的な行動を増やす

依存の反対は自立です。

自立につながることを増やせば増やすほど風俗依存症から抜け出していきます。

  • いつもダラダラしてしまう休日の過ごし方を変えてみる
  • 伝えたほうがいいことは聞かれる前に自分から話す
  • 親や妻に任せているけど自分がやったほうがいいと思うことはやる
  • 自分から誘って友達と会う
  • やったほうがいいと思っていることを期限が来る前にやる

自分で決めて自分でやることが増えれば自分をコントロールする力が高まっていく。

風俗に行きたい気持ちもコントロールしやすくなるという原理です。

ただ、やろうとしてもできなかったり、継続ができなかったりすると逆にコントロールする力が弱まってしまう危険性もあります。

なるべくできる範囲の小さなことから少しずつを心掛けてください。

ひとりではなかなか難しいという方も多いので、カウンセリングでは心理学や脳科学を活用したアドバイスもおこなっております。

女性との関わりを見直す

妻(彼女)に言いたいことが言えない、普段のコミュニケーションや性生活に不満を抱えている。

彼女が欲しいのに女性と一切話していない。

女性との関わりにおいてこういった問題を抱えているから、お金さえ払えば至れり尽くせりのサービスをしてくれる風俗にハマるのです。

風俗嬢以外の女性と向き合い、関係を築いていけるようになること。

ただ、自分の要求をぶつけるだけでは上手くいかないため、女性の気持ちがよくわからない人は勉強が必要かもしれません。

難しい本を読まなくてもSNSやニュースのコメント欄等で、どういう気持ちで発言しているか考えてみるだけでも効果はあります。

直接やり取りできる女性がいるのであれば、LINEやメールの内容から想像してみるのもお勧めです。

女性と全く接点がない人は、どうすれば出会えるか考えてみてください。

今の自分にできることを少しずつでも実践していきましょう。

風俗がやめられない自分と向き合う

風俗依存症の人は性欲が強いから、意思が弱いからと短絡的な理由で片付けようとします。

だから、性欲を抑えよう、意思をもっと強く持とうと解決にならないことを繰り返してまた風俗に通ってしまうのです。

「目を背けている問題は何なのか?」

答えはここにあります。

夫婦関係が上手くいっておらずセックスレス。どう切り出せばいいかもわからず放置しているけど寂しさは募るばかり。でも、風俗に行けば寂しい気持ちが紛れる。

これといった趣味もない。毎日同じことの繰り返しで楽しみもとくにない。家族のために会社のために頑張ってるけど嫌なことばかり。でも、風俗に行けば非日常で嫌なことを忘れられる。

女性と付き合いたいけど自分なんて相手にされないだろうし、何を話していいかもわからない。好きになるけど告白なんて絶対にできない。でも、風俗ならお金さえ払えばこんな自分でも受け入れてくれる。

わかりやすい例を挙げてみましたが、あなたの場合はどうでしょうか?

風俗依存症の克服にはカウンセリングが必要

「否認の病」と呼ばれる依存症は厄介

ただ、風俗依存症には無意識に目を背ける否認があるため、なかなか問題を自覚できません。

風俗依存症に当てはまるのに「自分は風俗依存症じゃない、やめようと思えばやめられる」と認めないのが典型的な否認です。

親子関係に問題はなく夫婦関係は円満、仕事にも不満はない。

向き合っても都合の悪いことから目を背けるので、何も問題がないように見えてしまう。

だから、問題を自覚するためにカウンセリングを受けることが必要なのです。

カウンセリングで成育歴や現在の人間関係、生活習慣等をお話しいただければ、どこに問題があって何から目を背けているかがわかってきます。

自覚できた問題を解決すれば風俗依存症は克服できる

そして、どうすれば問題を解決できるかを一緒に考えながら、専門的なアドバイスをもとに実践していく。

感情、思考、脳の働き、それぞれの観点から今の自分にできることを少しずつ積み重ねます。

人間関係の問題は相手もあることなので一筋縄にはいきませんが、諦めずに取り組みを継続した人は改善できています。

風俗通いは本当の問題をごまかすための隠れ蓑にすぎません。

終わった後の何とも言えないむなしさがその証拠です。

夫婦関係、仕事、恋愛、職場の人間関係、親子関係など、目を背けている問題は人によってさまざまですが、カウンセリングを受けて自分自身と向き合い行動していくことによって風俗依存症は克服できます。

風俗通いがやめられないとお悩みでしたらカウンセリングにお申込みください。

⇒「風俗通いをやめたい!」性依存症を克服するカウンセリング