「愛されたい」願望を強く抱いている女性は多いのではないでしょうか?

カウンセリングに来られる方の中にも、親からの愛、夫からの愛、彼氏からの愛を強く求める女性は多いです。

しかし、いくら頑張っても工夫しても愛はもらえない、愛されない。

その枯渇した気持ちが相手への怒り、憎しみを生み出して、本人を苦しめるのです。

愛されたいのに愛されない女性に共通する7つの特徴

愛されたい気持ちが強い女性ほど以下のような特徴が見られます。

これらは愛されたいがゆえの特徴なのですが、逆に愛されない理由となっているのです。

自分を見て欲しいという自己顕示欲が強い(かまってちゃん気質)

自分がやったことを相手に認めて欲しい、褒めて欲しいという気持ちが異常に強いがため相手に尽くします。

しかし、手料理を「おいしい」と言ってくれなかったり、家事や子育てを頑張ったことに労いの言葉がなかったり、自分の頑張りを認めてもらえないとイライラして「何も言ってくれない」と不満を募らせる。

普段から「私はこんなに頑張ってるのに誰も評価してくれない」という考えばかりが頭の中を支配していて、本来感じるはずの相手への感謝の気持ちを失っているケースがほとんどです。

自分を大事にしていない

上記の自己顕示欲とも関連するのですが、相手に愛されたいがために自分を苦しめる傾向もあります。

あえて条件の悪い仕事に就いたり、やらなくていい仕事を引き受けたり、簡単にできることをわざわざ手間をかけてやったりして、自分が大変な状態であることをアピールします。

また、自分を極端に卑下するようなことを言ってみたり、リストカットや自殺未遂、家出など、相手を心配させる行動や嘘をついたりすることもよくあります。

相手への束縛が強い

愛されたい欲求と同じくらい愛されない恐怖も感じているため、相手を自分の管理下に置かないと安心できません。

いい大人である夫に高校生と同等の門限を設定したり、携帯を頻繁に盗み見たり、女友達と遊ぶのを禁止したり、仕事による外泊の場合でもしつこく理由を聞いたりします。

不安になると感情そのままに相手が仕事中であろうがなかろうが、自分の不安を解消するために電話を頻繁にかけて、出ないのが当然なのに「浮気をしてるんじゃないか」等といった勝手な妄想をかき立てて発狂することもしばしばあります。

「愛してる」という言葉や肉体関係がないと愛を感じられない

態度を見れば愛しているのがわかるくらいの状態であっても「愛してる」という言葉がない限り信用できない。

キスやSEXをしないということは私を愛していない証拠だと勝手に決め付けたりします。

一緒に暮らし、妻の体調を気遣い、家事や子育てもほとんどやってくれる、そんな至れり尽くせりの旦那に対しても、言葉や肉体関係がないと愛されてる実感を持つことができないのです。

見せかけの博愛主義

誰にでも愛情を与える博愛主義に見せかけて、とくに自分より弱い人間、不幸な人間に手を差し伸べ、自分の価値を高めようとする傾向があります。

愛されるためなら手段は選ばないといったところでしょうか。

裏で悪口や陰口を言ったり、本当に相手のことを考えているならやらないような卑劣な行為をしているにもかかわらず、相手のためと言いながら利用するのです。

簡単に身体を許してしまう

親や夫、彼氏といった愛されたい対象から愛されていないと感じていると、他の人から愛をもらおうとします。

SEXやお金を愛だと解釈する人も多いため、身体の関係だけを求める男性とのSEXを重ねたり、より多くのお金がもらえるキャバクラ、風俗、援助交際などにのめり込むケースもあります。

裏表の差が激しい

機嫌がいいときは楽しくてすごく良い人なのに、機嫌が悪くなると別人のような性悪になる。

基本的にわがままで嫉妬深く、お世辞にも良い性格とは言えないのですが、他人から愛されたい欲求が強いため外面だけは上手く取り繕っています。

つまり、機嫌がいいときは自分を作っていて、機嫌が悪くなると本性があらわれるということです。

過剰な愛されたい欲求が愛されない原因になる

「愛されたい」という欲求は誰しも少なからずあり、欲求があること自体は問題ないのですが、執着すると問題を引き起こしてしまいます。

相手の価値観に合わせすぎて表面的な付き合いしかできなくなる

本来、人間は自分の価値観で生きていくのですが、愛されることに執着していると相手の価値観に合わせて生きるようになります。

相手に合わせることによって自分が拒絶される危険性を減らすことができ、表面的に受け入れてもらいやすくなりますからね。

AさんにはAさん用の自分、BさんにはBさん用の自分、CさんにはCさん用の自分…とそれぞれ相手に合わせることで表面上の関係を成り立たせていきます。

反面、自分の価値観を抑えこむことになるため本当の自分を出せず、相手との関係性を深めることができなくなってしまう。

深い関係になって初めて愛されるのに、自分から愛されない距離感で居続けます。

愛されたい気持ちが強すぎるがゆえ、愛されなかったときのダメージは耐えがたい。

背景には相手に拒絶されることへの強い恐怖心があるのです。

相手に過剰な要求を突きつけて関係性を悪化させる

愛されたい欲求が強い人ほどわがままです。

思い通りにならないことに不満を感じる度合いが高くイライラしやすい。

家族に自分の気持ちを察してもらうことを過剰に求めて応えてもらえないとイライラしたり、自分のポリシーに反する行動をとる人がどうしても許せなかったり、友達が他の友達と仲良さげに話しているのを見て異常に嫉妬したり、彼氏を激しく束縛して徹底管理したり、メールの返事が少し遅いだけで執拗に催促したり…

「どうして私の気持ちをわかってくれないの!」と言わんばかりに過剰な要求を突きつけてしまう。

愛情に飢えているから、ああして欲しい、こうして欲しいがものすごく多く、そして、少しでも応えてもらえなければ傷付く。

相手にしてみれば「えっ?なんで急に不機嫌になったの?」と理解不能。

普通に対応しているだけなのに「なぜこんなに言われなきゃならないんだ」と疲弊して離れていきます。

仲良くなっていたはずの友達も、好きだと言ってくれていた彼氏も、本当はずっとずっと一緒にいて欲しいはずなのに、求めれば求めるほど大切な人がどんどん離れていくというジレンマに苦しむのです。

なぜこんなにも愛されたいのか?

親子関係で抱えた愛されたい気持ち

愛されたい気持ちが強い人は、親に愛されていないと思いながら育ってきた経緯があります。

  • 夫婦喧嘩が絶えず八つ当たりをされていた
  • 両親が妹(弟)ばかりを大事にして自分は放ったらかされていた
  • 父親(育ての親)から性的暴行を受けていた
  • 成績優秀な兄と比較して否定され続けていた

人によって原因は違えど親から愛されなかったという実感を持って生きていることは同じです。

愛されなかったから愛情に飢えている。

すごくシンプルで当然のことかもしれませんが、親から愛されたという実感はものすごく大切なのです。

誰かに満たしてもらおうとする姿勢

親に愛されていた感覚があるのに愛されたい気持ちが強い人もいます。

小さい頃から親にしてもらうのが当たり前、ずっと満たし続けてもらえた。

学校でも友達が自分にかまってくれて寂しい思いをすることなく過ごす。

常に誰かが自分を満たしてくれたから、自分で自分を満たすことができないわけです。

愛されたと思っても足りない。もっともっと愛されたい。

愛情の自給自足ができず、他人にもらうことでしか満たせない状態になっています。

誰かに満たしてもらおうとする姿勢が変わらない限り、愛されることを強く求め続けるのです

どうすれば愛されるようになるのか?

そもそも「愛されたい」が違うと気付く

愛されたい気持ちが強いから求めてしまうのはわかります。

しかし、自分が愛していない、それどころか人生を捨てているような状態にもかかわらず、そんな自分を相手に愛して欲しいというのは無謀な話です。

誰しも相手が大事にしている物は大事に扱おうと思います。

逆に大事にしていない物であれば、大事にしなくてもいいかと思いやすい。

自分の心を大事にしている人ほど、相手からも自分の心を大事にしてもらるということ。

愛されたいなら「愛が欲しい、愛して欲しい」とせがむのではなく、相手が愛したいと思える自分になることが必要なのです。

自分が自分を愛せるようになるために

自分を愛するというと大げさに聞こえてしまうのですが、これは自分を大切にする、自分の気持ちを大切にするという言葉に置き換えることができます。

どうすれば愛されるかばかり考えて犠牲にしてきた自分の本当の気持ちと向き合い、その気持ちに従った行動を繰り返すことが自分を愛すること、そして、愛される自分へとつながっていきます。

ただ、愛されたい欲求が強い人であればあるほど、真正面から自分の本当の気持ちと向き合うと強烈な心の痛みを伴うため、カウンセリングを受けながら少しずつ向き合っていくようにしてください。

相手が愛したくて仕方がなくなるような魅力のある女性になれるように少しずつ自分を変えていきましょう。