頑固でプライドが高い性格と対人恐怖症の密接な関係

頑固でプライドが高い性格と対人恐怖症の密接な関係

対人恐怖症や依存症で悩んでいる人は自覚しているかどうかを問わず、頑固でプライドが高い傾向があります。

まるで自分の考えが全てであるかのように、他人の話でも自分の都合の良いように捻じ曲げて解釈したり、自分の考えにそぐわないことは聞き流してしまうのです。

また、アドバイス等においては、自分が認めた相手からであれば素直に受け取りますが、認めていない相手からのアドバイスはまったく聞かないなどあからさまな態度を取ることも多いように感じます。

わかりやすく言うと「素直さがない」という感じですね。

元々、私自身がそうだったので感覚としてわからなくないのですが、結果として対人恐怖症に苦しみ、人との関係において常に不利な立場に立たされました。

頑固でプライドが高い性格は対人恐怖症であろうがなかろうが、人との関係で損をするのは間違いありません。

考え方の視野が狭まることが対人恐怖症につながる

頑固でプライドが高いと人の話を素直に聞くことができません。

「はぁ?そんなことありえへんやろ?」

「あいつが言うことなんて全部間違ってるに決まってる」

「俺にそんなことできるわけないじゃん。お前だからできるんだろ?」

「これはあの人が言ってたことと違うから間違ってるに違いない」

直接相手に言わなかったとしても心の中ではこんなことばかり考えているからです。

物理的に相手の声は耳に入ってきていますが、自分の考えには入れないように完全シャットアウトしていますから、自分の考え方に固執する状態は一切変わりません。

本来、いろんな人とかかわる中で多種多様な価値観を取り入れることができますので、価値観が変化したり考え方の視野が広がっていきます。自分の中にある不要な固定観念を捨てることもできます。

しかし、人の話を素直に聞けていない状態では、いくら人と接しても自分の不要な固定観念を捨てることができず視野が狭いままになってしまうため、主観的な思考に悩まされる対人恐怖症になりやすいのです。

自分が考えることが正しくて、相手も同じことを思うはずという同一感も抱きやすいため、自分の価値観を押し付けがちになる傾向もあります。よくあるのが話を聞いてくれる家族に自分の理論を自慢げに話して満足するケースです。私自身もやってました。

頑固でプライドが高い性格は変えられるのか?

変えることはできますが、正直なかなか難しいです。

なぜなら、今まで守り続けてきた自分の頑固さ、プライドを崩していくことが必要になるからです。

ただ、カウンセリングを受けながら自分を客観的に見ること、固定観念やプライドに反する行動をすることによって少しずつ変えていくことができます。

頑固でプライドが高い状態というのは、非常に主観が強い状態でもありますので、変えるためには自分の感情や周りの変化をしっかりと観察して客観的に見る力を付けていくことが必要となります。

まずは「自分がどう思ったか、どう感じたか」を日々振り返りながらカウンセリングで話すことによって、自分の主観と距離を置いて客観的に見る力が少しずつ付いてきます。

自分は普段こんなことにムカついてるんだな、自分にはこういう特徴があるな、自分はこう考える傾向が強いな、自分はこれが嫌だと思っているんだな…

今まで漠然と見てきた「自分」を客観的に見ていく中で、物事や他人のことに関しても客観的に見やすくなります。

そして、今まで回避してきたことを行動に移しながら相手の反応や考え方に触れていくことによって、頑固でプライドが高い性格は変わっていくのです。

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