まずカウンセラーのことを知る手段はインターネットでの検索が中心になるかと思いますので、ホームページをしっかりと読むことが大切になります。
ホームページの文面に意外とカウンセラーの持っている知識量や人柄、特徴が垣間見えているものです。
例えば、一般の人が理解できないような心理学の専門用語を頻繁に使っているようなところは実際のカウンセリングでもそういう話をされがちですし、自分の体験談を前面にアピールしているところでは体験談をうんざりするほど聞かされたりします。
そして、ここにしようかと思うところが見つかれば一度メールで問い合わせをしてみるのも良いと思います。
問い合わせ一つでも対応の早さ、誠実さなど伝わってくるものがあるのですが、その際に少し注意して見ていただくと良いのが文面です。
通常、実力があるまともなカウンセラーの場合、一般社会でも通用する社会常識を備えていますから、あまりにも文面が社会不適合な感じであったり幼稚である場合はやめた方が良いと思われます。
また、本を出版しているから、口コミが良いから、お客様の声が多いから、テレビ出演しているから、雑誌で取り上げられているからといった内容での判断も避けたほうが良いと思います。
お客様の声はいくらでも捏造できますし、お金を積めば出版やメディア出演も可能です。もし、それが本当だったとしても自分の症状を改善できるという保証にはなりえませんので、判断基準としてはふさわしくないかと思っています。
ただ、実際に出版されている本の内容に共感できたとか、テレビで話している雰囲気で自分と合いそうだと思って選ばれるのは良いと思います。
カウンセラー選びその他のポイント
料金
カウンセリングの料金は対面カウンセリング1回50分で5,000円〜13,000円くらいが相場ですが、継続できる金額かどうかが判断基準となります。単純に高ければ良くて、安ければ悪いということは言えません。
直感
カウンセリングの効果はカウンセラーとの相性にも大きく左右されますから、ホームページやブログ、ツイッター、フェイスブック等で、そのカウンセラーの写真や文章を見て、直感的に自分と合いそうだなと思えるかどうかも大切な判断基準としてお考えください。
カウンセリングの問題点
カウンセリングには薬のように副作用はありませんが、良い効果だけが得られるとは限りません。
カウンセリングを受けることで悪化してしまう場合もあります。
その一番の原因は「カウンセラーの質」です。
カウンセリングを行うカウンセラーは商品そのものです。そのカウンセラーの質が悪ければ以下のようなことが起こってしまいます。
- 見下した対応をされる
- 些細な悩みだとバカにされる
- あなたよりもっとつらい悩みを持った人はいるから頑張れと諭される
- 相談内容をカウンセラーの自己判断で許可なく他人に話される
- カウンセラー自身の満足のために利用される
- 法外な料金を請求される
- 相談や苦情を無視される
- テクニックに走って一番大切な感情をないがしろにされる
- カウンセリングをやめると言った途端に、急に態度が悪くなる
- カウンセリングを受けることを強要してくる
- 感情的になって怒られたり暴力を振るわれる
- 買いたくない商品を買わされる
- できないことやカウンセラーが気に食わないことがあれば怒られる
- 高い料金を払って受けてみたけど全然効果を感じない
当カウンセリングルームでは、このような事態を防ぐためカウンセリングを行うにあたってお約束させていただいている事項があります。
カウンセリングにおけるお約束事項をご確認下さい。