職場で電話をかけるとき、かかってきたとき、周りに人がいると聞かれているような気がして話しづらいという悩みは少なくありません。

電話をかけるときはなるべく近くに人がいない時間を見計らったり、営業職の人であれば誰もいない場所に移動して携帯で電話したり。

周りに聞かれたくないと思うと自由に電話できず、余計な神経を遣うことになるからしんどいですよね。

周りの人に電話を聞かれることが怖いと思う原因から、周りを気にせず電話ができるようになる方法をお伝えしていきます。

電話を周りに聞かれるのが怖くなる原因

自信のなさ

自信がないことも電話を聞かれるのが怖いと思う原因になります。

自分の電話対応に自信がなく、周りにどう思われるかが気になってしまう。

変な言葉遣いをしているんじゃないか、間違った対応をしているんじゃないか、ぎこちない会話になっているんじゃないか…

意識するから緊張して実際に噛んでしまったり、変なことを言ってしまったりする悪循環。

電話対応以外でも仕事ができていないんじゃないかと周りの目を気にしています。

とくに目上の人からの評価は気になりやすく、プレッシャーを感じて緊張してしまう人は多いです。

間違った対応をして誰かに指摘される、怒られることを恐れる心理も影響しています。

電話にまつわるトラウマ体験

私自身も周りの人に電話を聞かれるのが怖くて仕方ない状態になった時期があります。

以前勤めていた投資用不動産の会社で毎日個人宅などへ200件以上営業電話をしていたのですが、その電話機にはイヤホンが取り付けられていて隣でずっと上司に聞かれながら話す仕組みでした。

電話口のお客さんを上手く言い包めるできず、いつも上司に怒られ、暴力まで振るわれていたのを覚えています。

そんな過酷な日々に10ヶ月で終止符を打ち、新しい職場へと移ったのですが、そのときに自分の異変に気付いたのです。

「誰かに聞かれてるんじゃないか?話し方が変だと思われるんじゃないか?」

社内で近くに人がいる状態で電話をするときにこんなことで頭がいっぱいになって、聞かれたくないので声は小さくなり、不安と緊張から変な汗をかくようになっていたのです。

「いや、聞かれているはずはない。もうイヤホンも付いてないんだし。」と自分にいくら言い聞かせてもおさまらず、苦しい状態は続きました。

このように過去のトラウマ体験が電話を聞かれることへの恐怖心を生み出すことがあるのです。

周りを気にせず電話ができるようになる具体的な2つの方法

相手の話に集中する

私がトラウマの影響で電話を聞かれる恐怖心を抱いていたとき、一時的にその苦しみから解放されるときがありました。

それは話が面白いお客さんと電話で話していたときです。

そのときだけは、なぜか周りに自分の話が聞かれているかどうかが全然気になりませんでした。

つまり、「相手の話に集中できているとき」は気にならなくなっていたわけです。

でも、相手の話に集中しようとしてもなかなか難しいですよね?

意識してもなかなかできないと思いますので、以下のような具体的な方法を試してみてください。

  • 電話の相手が次に何を話すかを予想しながら話を聞く
  • 電話の相手が話してくれた内容に対して何か一つ質問しようと思いながら聞く
  • 電話の相手が何を伝えたくて話をしているのか考えて聞きながら、その答えを「~ということですよね?」と相手に確認する

この3つのいずれか、自分にあったものを取り入れてみてください。

どの方法を取り入れられたとしても相手の話に集中することができれば周りが気にならなくなります。

事前準備をしておく

自分から説明をするという行為になると、ただ電話を受ける場合とは観点が異なってきます。

基本的に相手が説明を聞くという姿勢になっているため、相手の話に集中する方法が通用しないケースがほとんどですからね。

以前いただいた電話にまつわる体験談をもとに対処法をお伝えしていきます。


自分から説明をしなくてはいけない時に、「どうやって説明すればいいのだろう?」と、自信がなく、しどろもどろの説明の途中で声が小さくなり、喋るのをやめてしまうのです。

そして、「わからない」と言われて、結局伝わらず・・・


このような場合は『事前準備』が一番効果を発揮します。

事前に説明するトークの台本を自分で作っておく。そして、実際の電話中はそれを読むことだけに意識を向けて説明する。(準備する時間がないときは、伝えないといけない重要な単語だけ書き出しておく形でも良いです)

相手から質問があったりしてペースを乱してしまっている状態の自分を事前にできるだけリアルにイメージして、不安を想定内にしておく。

本来、不安や恐怖を感じたとしても、自信にすがりつくことで安心することができるのですが、電話恐怖症で悩んでいる人は自信を失っているのでそれができません。

でも、その自信の代わりになるものを事前に準備しておいてあげることによって、安心することができるようになるのです。

ゆくゆくは自信を積み重ねて事前準備をしなくてもいいようにしていくことが大切ですが、今すぐにはできないのでしのぎながら少しずつやってきましょう。