人と話すのが苦手な原因とは?

人と話すのが苦手な原因とは?

人と話すのが苦手だと感じている人は、「昔から人見知りで…」等とよく言われます。

生まれつきの性格だと思っている人が多いのですが、実は生まれつきではありません。

脳内にある神経細胞の多少によって生まれつき不安や恐怖を感じやすいタイプ、感じにくいタイプというのは存在します。

ただ、生まれつき人と話すのが苦手なタイプというのはないのです。

では、なぜ人と話すのが苦手になってしまうのでしょうか?

その原因のほとんどは幼少期からの親子関係にあります。

相手の立場になって考えられない主観的なコミュニケーション

人と話すこと、他人とコミュニケーションを取ることにおいて相手の立場に立てるかどうかは非常に大切な感覚なのですが、その感覚は成長過程の中で通常は親子関係で養われていきます。

  • 末っ子だったからお母さんが何も言わなくても身の回りのことをやってくれていた
  • お父さんの言うことが絶対で逆らうことは許されなかった
  • 両親が夫婦喧嘩ばかりでなぜかよく八つ当たりされていた

こういう感じの家庭環境で育った場合、相手のことを考えて何かをしたり、何かを言ったりする機会がなくなってしまうため、相手の立場に立つ客観的な見方ができないまま成長していくことになります。

その結果相手のことも主観的にしか見れずに上手くコミュニケーションがとれなくなり、人と話すのが苦手だと感じるようになるのです。

よく言われる「相手との距離感が分からない」というのも客観的に見れなくなっている証拠だと言えます。

主観的なコミュニケーションが生み出す怒りや不安

主観的なコミュニケーションを取っている人は、相手が自分の思っている通りに動かないとイライラしやすく、自分の勝手な思い込みを事実に仕立て上げて相手に当てはめたりするので気持ちが不安定になる傾向があります。

「自分の気持ちを察してくれるのが当たり前のはずなのになぜ彼は察してくれないの?」

「上司は自分を犠牲にしてでも部下を守る立場だと思うのになぜあの上司はそうしようとしないんだ」

「私に気があるくせになぜ何も言ってこないの?」

といった感じで相手に不満を感じてイライラしたり、

「あの人は私のことを嫌いだと思ってるに違いない」

「私が変なことを言ったから怒らせてしまったんだ」

と自分が身勝手に考えたことを相手も同じように考えていると思って不安を感じるのです。

まずは自分自身を客観的に見れるようにしていくことが改善へのカギ

客観的に見れないのは他人だけでなく、自分に対しても同じですから、「自分がどう思ったか、どう感じたか、どうしたいのか」といった本当の自分の気持ちにもなかなか気付けない。

会話をしても本音に触れない表面的な話ばかりを繰り返すので、周りからは「何を考えてるかわからない」「何か壁を感じる」と言われるようになってしまうのです。

この状態を改善していくためには、カウンセリングで本当の自分の気持ちを探りながら話をして、カウンセラーから探りやすくなるような質問などのサポートを受けてさらに掘り下げることを繰り返して、客観的に見る感覚を養っていくことが必要となります。

そして、相手の立場に立ったコミュニケーションを実践していく中でさらに感覚が養われて、相手との距離感を上手く掴んで思ったことをちゃんと相手に伝えられるコミュニケーションができるようになるのです。

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