対人恐怖症の原因と症状について

対人恐怖症になる原因と症状

対人恐怖症になる原因は?

対人恐怖症は、以下のような性質を持つ人がなりやすいと言われています。

  • 神経質
  • 感受性が高い
  • くよくよしやすい
  • 自意識が強い
  • 気を遣いやすい
  • 慎重
  • 内気
  • 怖がり
  • 真面目(生真面目)
  • 完璧主義
  • 頑固
  • 子どもの頃から人見知りが激しかった等

ただ、対人恐怖症になる原因は複数の要因が関与しているため、こういった性質だけの問題とは言えません。気質、考え方、脳の働き、習慣、感覚、潜在意識など様々な要素が悪影響を及ぼしあっている状態が原因となっているのです。

日本人は生まれながらにして不安や恐怖を感じやすいセロトニントランスポーターの遺伝子を持っていることもあり、全般的に欧米人に比べて対人恐怖症になりやすい性質を持っているとも言われています。

症状が表面化するキッカケとしては、親の非社交性、本人の中で心の傷になってしまうような対人関係での失敗、家庭環境、いじめといった出来事、就職、結婚、出産などによる環境の変化などが挙げられます。

症状が表面化すると「相手がどう考えているか、どう思うか」といった相手中心の考え方や症状へのこだわりを強めてしまい、不安や恐怖感が増幅されやすい思考回路ができあがるので対人恐怖症が維持されやすくなってしまうのです。

逆に、ある出来事や環境の変化がキッカケとなって、さまざま人間関係を経験していくうちに自分中心の考え方を強めることができて自然によくなるケースもありますが、これは意外と少ないようです。

対人恐怖症は特別なものではなく、「男子からどう見られてるか」「女子からどう見られてるか」を気にしてしまう思春期には誰もが一時的になるものとも言われています。

対人恐怖症の症状は?

具体的には以下のような症状があります。

対面で人と話すとき、人前で話すとき、複数人のグループで話すときといった直接人と接する場面だけでなく、道路、電車の中、人ごみ等、人がいるだけのところでも症状が出て苦痛を感じるケースが多いです。

「この症状さえなければ」と思って症状が出ないようにしようと頑張る方は多いですが、頑張れば頑張るほど余計に症状を意識することになりますのでやめましょう。

症状はあくまでも表面化しているものでしかなく、上記のような原因が対人恐怖症の症状を生み出しているわけですから、いかに原因を改善するかを考えてください。

カウンセリングを受けながら対人恐怖症を生み出している原因を改善していけば、気付いたら症状のことが気にならない状態になります。

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